副業しないとやばい。生きていけない。しない方がいいは本当?デメリット・メリットを解説

副業しないとやばい。生きていけない。しない方がいいは本当?デメリット・メリットを解説

「副業しないとやばいって言われる理由は?」

「副業しない方がいいって聞くけど本当?」

副業について、このような疑問を抱える人もいるのではないでしょうか?

近年、働き方改革により副業解禁をしている企業が増えてきたことで、副業を始めたいと思っている方も多いですよね。

特に、ネット上では「副業しないとやばい」といった声も上がっているほどですが、なぜそう言われているのか気になりますよね。

そこでこの記事では、副業しないとやばいと言われる理由についてご紹介し、デメリット・メリットについて解説します。

副業しないとやばいと言われる理由

副業解禁してから、ネット上では「副業しないとやばい」と言われることも多くなりました。これから副業を始めようと検討している方の中には、「なぜ副業しないとやばいのか理由が知りたい」と思う方もいるでしょう。

ここでは、副業しないとやばいと言われる理由をご紹介します。

サラリーマンの給料は毎年下がっている

副業しないとやばいと言われる1つ目の理由は、サラリーマンの給料は毎年下がっているからです。

国税庁の「令和2年度の民間給与実態統計調査」によると、日本のサラリーマンの平均年収は、約433万円となっています。

30年以上前になりますが、日本の平均年収がピークと言われていた1997年は、平均年収約467万円でした。そこから2009年までずっと右肩下がりとなり、現在は徐々に巻き返しているものの、433万円という数値は昔と比べても低いです。

むしろ、令和元年と比較しても給料は減っているため、今後サラリーマンの給料が上がることは厳しいのではないかとも言われています。

これにより、「サラリーマンとして働き続けていれば給料が上がる」といったことが考えにくいため、副業で収入源を増やさなければ厳しい時代がくるのです。

終身雇用制度がなくなる

終身雇用制度がなくなることも、副業しないとやばいと言われる理由になります。

終身雇用とは、一度新卒で入社した会社に定年まで勤続できるという制度です。終身雇用が破壊されるということは、会社が社員の面倒を定年まで見れなくなるということになります。

実際に、大手車メーカーのトヨタ自動車も社長が「終身雇用の維持は難しい」と発表しているほどです。

そのため、定年まで1つの会社に居ることができなくなることから、副業で新たな知識を身につけて、自分の価値を高めておく必要があります。

収入源が1つしかないことが逆にリスクある

副業しないということは、収入源が1つしかないことになるため、逆にリスクがあります。

万が一、大きな病気やケガなどで長期的に働けなくなった場合、収入源が会社しかないため、満足のいく収入をもらえません。

副業をすれば、収入源が増えるため、本業で満足のいく収入がもらえなかったり、大きな病気やケガなどで長期的に働けなくなった場合でも、収入に困ることが少なくなります。

また、先述した通り、終身雇用の破壊も始まっているため、副業で収入源を増やしておくことが最低限のリスクヘッジにもなるでしょう。

老後の資金を貯めなければならない

副業しないとやばいと言われる理由として、老後の資金を貯めなければならないことが挙げられます。

終身雇用の破壊と同じく、以前政府が「老後は各自で2,000万円貯める必要があります」と国民に投げかけていたことがニュースで話題になりました。

今の日本だと、給料が満足にもらえないどころか、年金を払えるかどうかも厳しい状況にあるため、自分達で老後資金を作らなければならないところまできています。

年金をもらえず、老後資金がないとなれば、生活保護を受けることになりますが、今と同じレベルの生活保護が貰えるとは限りません。

少しでも老後資金を多く貯めるために、副業で収入を増やすことは大事なことなのです。給料とは別の収入があれば、その収入分を全て貯金に回すことができるため、老後資金の備えをすることができるでしょう。

副業しない方がいいと聞くけどどうなの?副業のデメリットとは

ここまで、副業しないとやばい理由をお伝えしましたが、中には「副業しない方がいい」といったネガティブな意見も多くみられます。

ここでは、副業のデメリットについてご紹介します。

自由時間がなくなる

副業をする大きなデメリットとして挙げられるのが、自由時間がなくなることです。

「副業=本業がある」ということになるため、会社にいる時間にプラスして働くことになります。基本的に平日は、会社にいる時間が多いため、そのほかを副業の時間にあてるとなると、自由な時間がなくなります。

特に夜間に副業を行うとなれば、自由時間だけでなく、睡眠時間を削ることになり、本業への支障が懸念されます。自由な時間がないと、気持ちがリセットされにくいため、デメリットに感じるのです。

しかし、自由な時間を捨ててまでも副業も頑張り「稼ぎたい」と思っている人は、かえって副業をすることが楽しみになっている人がほとんどです。

そのような人たちからすれば、むしろメリットに感じることもあるでしょう。

税金の申告がめんどくさい

税金の申告がめんどくさいことも、副業のデメリットです。

会社員として働いていれば、めんどくさい税金関係は、全て会社の方で対応してくれるため、税金の知識がなくてもうまく働けます。

しかし、自分で副業として稼ぐのであれば、個人事業主という扱いになるため、税金関係は全て自分で行わなければなりません。

経費の計算や確定申告のやり方など、一通り覚える必要があるため、手間と労力を考えるとデメリットとなりがちです。

ただ、税金関連の知識が身に付くため、経営者としてのスキルを身につけることができます。税金についての知識は、覚えて損はないため、考え方を変えてみるとメリットに見えるでしょう。

副業しないといけない時代!副業のメリットとは

副業を行う場合、自由時間を犠牲にしたり税金について覚えたりなど、デメリットもありますが、実は副業を行うことで多くのメリットが期待できるのも事実です。

ここでは、副業のメリットをご紹介します。

収入が増える

副業の大きなメリットとして挙げられるのが、収入が増えることです。

会社員の給料とは別に収入が発生するため、年収アップにつながります。会社員の給料以外にプラスで数万円あれば、お金の使い道が増えますし、心に余裕を持ちやすくなります。

収入が増えれば、老後資金を貯められたりリスク管理ができたりなど、メリットしかありません。

働く時間や日数によって、副収入の金額は異なりますが、いずれにせよ収入源が増えると安心できる人も多いでしょう。

新しいスキルを身につけられる

新しいスキルを身につけられることも、副業を行うメリットです。

本業とは別の仕事を行うことが多いため、これまで知らなかったことや経験してこなかったものなどを学べる機会にもなります。

たとえば、副業でプログラミングを行うのであれば、プログラミング言語が覚えられるため、開発スキルが身に付きます。

このように、新しいスキルを身につければ、将来の選択肢が広がることにもつながるため、副業を行う大きなメリットと言えるでしょう。

経営感覚が身につく

副業を行うことで、経営感覚が身につくことも大きなメリットです。

副業となれば、税金などお金に関する知識が必要ですし、稼いでいくには利益を出さなければならないため、その計画立てが必要になります。

そのため、自分でビジネス観点をもち、試行錯誤して副業を成功させなければいけません。

自分でビジネス視点を持ちながら副業に取り組むことで、自然と経営感覚が身に付くため、経営者としてのスキルも上げられるでしょう。

副業しないと生きていけない。地味に儲かる副業はこれ

副業には多くのメリットがあることがわかりましたが、いざ副業を始めるとなると、どれを選べばいいか迷う人も多いでしょう。

ここでは、地味に儲かるおすすめの副業をご紹介します。

webライター

1つ目は、Web上の文章を作成するWEBライターです。仕事内容は、記事の依頼主から指定されたテーマや文字数、内容をもとに記事を執筆します。ネットや本などから情報収集を行い、自分の言葉で指定された文字数を書くのが仕事です。

WEBライターはパソコンとネット環境さえあれば、場所や時間を問わずにいつでもどこでも作業できる点が大きな魅力。

未経験者でもクラウドソーシングの「クラウドワークス」や「ランサーズ」を利用すれば、初心者OKの仕事を見つけられます。また、フリーランス向けのサイト「wantedly」や求人サイトで仕事を探せるため、スキルがあれば案件の獲得はそう難しくはありません。

自分の執筆した記事が、人の悩みや課題を解決に導くことができるため、やりがいを感じやすい仕事です。

【Webライター関連記事】

Webライターはきついからやめとけ?実態と始め方・求人探し・副業やってみた体験談

WEBライターとはどんな仕事か?エースライターのさっちゃんさんに実態を聞いてきた!

ブログ

2つ目は、ブロガー・アフィリエイターです。

ブロガーとは、ブログを書いている人のことです。ブログと一緒に「アフィリエイト」を行うことで、大きな報酬を得ることができます。

アフィリエイトとは、企業の商品を自分のブログに掲載し、ブログ経由で注文が入れば、売上金額の何%かを成果報酬としてもらえるものです。

例えば、5,000円の商品で成果報酬が20%の場合、自分のブログ経由で商品が売れると、1,000円の成果報酬が入ります。

優良なコンテンツを作成することで、半永久的に収益が発生する可能性もあるため、フリーランスには人気の職業です。スキマ時間を使ってコツコツ進められるため、女性にもおすすめ。

ただし、ライターのように書いた分だけ報酬がもらえるわけではないため、軌道にのるまで時間がかかります。

せどり

3つ目はせどりです。

せどりとは、市場に存在する製品を、安く仕入れて高く売ることで儲けるビジネスのことです。メルカリやアマゾンなどインターネットを活用して隙間時間に手軽に始められます。

初期費用もそこまで大きくなく、全ての業務を自宅でできることから、フリーランスには人気です。

また、せどりを行う際、市場調査を行うため、どの商品が売れやすくて利益が出るのかなどのマーケティング力が身に付く点もメリットです。

【せどり関連記事】

せどりはやめたほうがいいと言われる理由!クズ・気持ち悪いと言われるNG行動

ハンドメイド

ハンドメイド作家とは、自分で作ったオリジナルの商品をネットショップやメルカリなどで売って収益を得るものです。

ハンドメイド販売は趣味やスキルを活かして行えるため、主婦を中心に非常に人気があります。フリマアプリを活用すれば、初期費用もかかりません。

好きなことを仕事にできますし、時間に追われることもないため、楽しく取り組める点が魅力です。

また、スマホやネットが普及しハンドメイド作家が売りやすいプラットフォームが増えたことで、、市場規模も拡大しています。唯一無二の作品を求めるニーズも高まっているため狙い目です。

作品の単価や販売数によっては、数十万円以上稼いでいる方も多く、非常に人気のある仕事です。

動画編集

動画編集とは、撮影した映像などの素材をパソコン上で加工したり繋ぎ合わせたりして編集していく仕事です。

近年、YouTubeが普及していることで、企業プロモーションなどでも動画が積極的に取り入れられるほど、需要が高まってきています。

そのため、動画編集のスキルを持っておくことで、自分で稼いでいくことも可能ですし、企業から欲しがられるような存在となれるため、転職にも有利です。

さらに、仕事内容は、動画に音声や字幕を入れるだけの場合や、動画全体の構成を考える案件もあり、さまざまな案件があります。多くの仕事内容から、自分に合った案件を選ぶことができるため、効率よく稼ぐことが可能です。

気になる報酬ですが、作業内容で異なり、平均的な相場は月3〜10万円となります。一般的な報酬の相場は動画1本あたり5,000円となるため、1ヶ月あたり6〜20本ほどの動画を編集する計算です。

高度なスキルを持っていると、高単価な案件をこなすことができるため、大きく稼ぐことができるでしょう。

【動画編集関連記事】

動画編集で稼げるようになるまで。「もう遅い」「オワコン」は嘘!副業をやってみた人の口コミも紹介

【安い】動画編集スクールおすすめ6選|無料体験・オンライン完結・お得な料金など

まとめ

本記事では、副業しないとやばいについてご紹介し、デメリット・メリットについても解説しました。

サラリーマンの給料が上がりにくいことや老後資金を貯める必要があるなど、副業しないといけない理由は多くあります。

時間を削ったり税金について覚えなければいけなかったりとデメリットもありますが、収入が増えることや新たなスキルが身につくなど、メリットも多いです。

これから副業を始める人は、ぜひメリットを思う存分活かせるように頑張ってください。

副業カテゴリの最新記事