せどりはやめたほうがいいと言われる理由!クズ・気持ち悪いと言われるNG行動

せどりはやめたほうがいいと言われる理由!クズ・気持ち悪いと言われるNG行動

初心者でも簡単に始められる「せどり」ですが、口コミでは「やめたほうがいい」「クズ」「うざい」など、悪評が目立ちます。

これからせどりを始める方やすでにせどりをしている方も、悪い口コミをみると気になってしまいますよね。実際に私も物販歴10年、副業でせどりをやっていましたが、その頃から「違法」や「やめとけ」と言われることもありました。

結論から言えばせどりは、違法でもなくおすすめの副業です。しかしいくつかの注意点があるため、事前に知っておいたほうがいいでしょう。

そこで本記事では、せどりはやめたほうがいいと言われる理由やクズ気持ち悪いと思われるやってはいけないNG行動など、せどりのネガティブな面を解説していきます。

せどりはやめたほうがいい!クズ・気持ち悪いと言われるNG行動

せどりはやめたほうがいいと言われる口コミの中に、「気持ち悪い」「クズ」といった厳しい言葉がみられます。これは、せどりを行う人のNG行動が原因です。

下記でクズと言われがちな行動を紹介しますので、当てはまるものがないか確認しておきましょう。

仕入れ先の小売店でのマナー違反

せどりではさまざまな小売店から品物を買い付けます。

その際のマナー違反が「せどりやる人クズ」「本当に迷惑!」と言われてしまいます。例えば、バーコードをチェックするために値札を剥がしたり、リサーチのために売り場を占領し長時間滞在したりする行為は、他のお客さんの迷惑になります。

また、買い物かごをそのまま持ち帰るなどの悪質な行為もありますので、せどりが嫌われてしまうのです。

品薄商品を買い占める

そもそも品薄で手に入らない商品を買い占める行為は、周りの人の迷惑になります。

記憶に新しい事例が、マスクや消毒液の買い占めです。誰もが手に入らず困る中、せどりで買い占めたものを高額で販売し、医療機関にマスクが届かないといった事態を引き起こしました。

このことが原因で、メルカリなどでのマスクの出品が禁止(2022年9月現在解除)になるなど、社会問題となりました。

品薄になる商品は高額で売れるため、せどりをしていると「チャンス!」と思いがちですが、必要なところに必要なものが届かず、命の危険や医療が逼迫するなどの状態を引き起こすのは、迷惑行為です。

いくら稼げるとしても、倫理感を持って取り組みたいものです。

許可を取っていない

せどりで扱う商品が中古品の場合、古物商の許可が必要となるケースがあります。古物商許可は、リサイクル品や古着などを転売目的で仕入れる際に必要な免許です。

例えばブランド物のセリ(オークション)なども、古物商許可がないと参加できません。

せどりを行っている人の中には、無許可で販売を続けているケースも多いため、「クズ」と言われてしまうのです。

他にも、アルコール類を販売には酒類の販売業免許が必要ですし、海外から化粧品を仕入れている場合は、化粧品の輸入資格が必要です。

個人販売の不用品販売は、許可が必要ないため、あくまでも「個人の範囲」としてせどりを続ける人も少なくありません。

しかし繰り返し販売し利益を得る行為は、個人販売の域ではないのです。ビジネスとして行うには、きちんと許可を取ってから営業しましょう。

偽物ブランドやコピーコンテンツ・海賊版の販売

悪質なせどりでは、偽ブランドやコピーコンテンツ、海賊版を販売する人もいます。

せどりをする人の中にも偽ブランド品や著作権法違反行為を行う人がいますので、せどりがクズだと言われる要因の1つとなっています。

これらの行為は違法なので、ビジネスではなく犯罪です。絶対にやってはいけません。

亡くなった人のグッズや関連商品を買い占め大量出品する

せどりの手法の1つに、亡くなられた芸能人や著名人の関連商品を買い占めて、出品する方法があります。

訃報が報じられると、改めて注目され関連グッズにプレミアム価格がつくため、高く売れるのです。

しかしこれらの行為は倫理的に考えると、不謹慎です。悲しんでいるファンも多く、人の死をビジネスにする行為は、「せどりやっぱクズ」と思われても仕方ありません。

倫理的に間違っている行動は慎みましょう。

せどりはやめたほうがいいと言われる理由

前項ではせどりが「クズ」「気持ち悪い」と言われるNG行動をご紹介しましたが、せどりはこのような行動を取らなくても「やめたほうがいい」と言われます。

その理由を下記で解説していきます。

1番の理由は簡単には稼げないから

「せどりなんてやめたほうがいい」と言われる一番の理由は、簡単には稼げないからです。

どのようなジャンルの仕事でもそうですが、簡単には稼げません。しかしせどりは「スキルなしでもOK」「スキマ時間にできる」といったキャッチーな言葉で紹介されることが多く、簡単に稼げるイメージが先行してしまいます。

せどりは簡単に稼げるのではなく、簡単に参入できるだけです。

実際にやってみると、商品のリサーチから買い付け、利益を出すための販売、梱包・発送など、多くの労力がかかります。そして絶対に稼げるわけではないのです。

ただ、誤解がないようにお伝えしたいのは、せどりは稼げないわけではありません。「簡単には」稼げないのですが、コツを掴めば確かに稼げるようになります。

しかし稼げるようになるまでが大変なので「せどりなんてやめたほうがいい」と言われてしまいます。

手元に残る利益が少ない

せどりでは、仕入れ値と売値の差額分が利益と考えがちです。例えば3,000円で仕入れた商品が7,000円で売れれば、差額の4,000円を利益と考えてしまうということです。

しかし、この4,000円は純利益ではありません。ここから仕入れにかかった交通費や発送送料、梱包資材などの経費が引かれます。他にも倉庫を借りていたらその費用も経費です。さらに、出品代行などで外注を依頼していたら、それも経費になります。

このように売れれば売れるほど経費もかさみますから、気づいた時には薄利多売となっているケースが多いのです。

手元に残る利益が意外に少ないと感じてしまうのも、「せどりはやめたほうがいい」と言われる理由の1つです。

怪しいセミやーや広告が多い

せどりが「やばい」「やめとけ」と言われる理由には、怪しいセミナーや広告が多いことも関係しています。

ネットビジネスにありがちなのですが、「すぐに稼げる」「1日5分のスマホ作業で月30万円」といった言葉で、初心者を高い講座に誘導する悪質なマーケティングも横行しています。

もちろん、健全に運営されているセミナーもありますが、一部の悪質な人たちによって、せどりのイメージが悪くなっているのも否定できません。

セミナーに参加する際は、主催者の名前で検索して口コミ評判を必ず確認しましょう。高額すぎるセミナーには参加しないように注意してください。

せどりはやめたほうがいい?現実はどうなの?

ここまで「せどりはやめたほうがいい」と言われる理由について解説しましたが、せどりという稼ぎ方は、1つのビジネスとして「アリ」です。

私も会社員時代に副業としてせどりをやっていましたが、とにかく始めやすいことがメリット。稼げないと言われていますが、それはどのビジネスにも共通することで、稼げるようになるまで努力が必要だということです。

結局、稼げるかどうかは自分次第なのです。楽に稼げるビジネスではありません。さまざまな手法ややり方の中から、自分にベストなものを見つけて、取り組む必要があります。

とはいえせどりなら、ネットショップを開業するほどの初期投資はかかりませんし、ヤフオクやメルカリ、ラクマなど、販売するプラットフォームがあるため手軽に始められます。

  • せどりで稼いで今より生活を楽にしたい
  • 今の仕事とは別で収入の柱がほしい
  • 副業を成功させたい

このように稼ぎたいという気持ちがあるのなら、デメリットを理解した上でスタートしたほうが、時間を無駄にしません。

「やめたほうがいい」といった意見に左右されるより、自分でやってみて判断するほうが納得できます。どんな仕事もあなた次第。成功するかどうかは机上の空論で語れるものではありません。

せどりはやめたほうがいい!Amazon・楽天転売をやめた人の声

せどりは始めるのに大きな資金は必要なく、特別なスキルがなくてもスタートできるビジネスです。労力はかかりますが、コツを掴めば稼げるようになりますし、タイミングを逃さなければ大きく儲かることもあり得ます。

しかし実際は、私を含めせどりをやめた人も少なくありません。これからせどりを始める方は、せどりをやめた人の声もチェックしておきましょう。

《せどりをやめた理由》

  • 稼げなかった
  • 時間がなくなった
  • 在庫が売れず資金がショートした
  • 発送梱包が面倒
  • 他に稼げる仕事が見つかった
  • クレーム対応で人間不信になった
  • 飽きた

せどりをやめた人の多くが「稼げなかった」か「時間がなくなった」の二択です。せどりは、多くの作業が必要ですから、稼げるようになると外注する人も少なくないのですが、費用がかかるため、最初は全て自分で行わなければなりません。

しかし、簡単に稼げるわけではありませんので「思ったのと違った」と感じ、稼げる前にやめてしまう人も多いのです。

また、在庫を抱えすぎて資金がショートした人もいます。仕入れすぎて「クレジットカードが払えない」「カードローンがやばい」と嘆く人も少なくありません。

ちなみに商品に不具合が起きたことで、クレームに発展しその対応に追われるなども、やめてしまった理由で多くみられます。

せどりをやめた理由:筆者の場合

私も会社員時代にせどりを副業でやっていました。当時はメルカリがなかったため、ヤフオクがメインです。

当時20万円ほど稼げていましたが、私がせどりをやめた大きな理由は、「労力がかかること」と「在庫がしんどい」ことです。

本業の傍で梱包・発送する作業がかなり大変でしたし、在庫が余ってしまうと赤字になるため、大量に仕入れすぎた時はストレスで胃が痛かったです。

旅行にいきたくても梱包発送があるため、評価が気になり自由に動けないこともストレスでした(最近はアマゾンが発送を代行してくれるなど、便利なサービスがありますが、当時はありませんでした)。

結局在庫販売は精神的につらくなり、無在庫販売が可能なアフィリエイトに移行したため、せどりはやめてしまいました。

これからせどりを始める方は、最初からたくさん仕入れずコツコツと進めていきましょう。梱包発送はどうするのか、いくらの利益を出せばまわるのかなど、最初に計画しておいたほうが、私のように胃が痛むような事態を避けられます。

せどりはやめたほうがいいと言われたときの向き合い方

これからせどりを始めたい、すでに始めている人でも「せどりなんかやめたほうがいい」と言われるといい気持ちはしませんよね。

不安になる方も多いでしょう。

せどりはやめたほうがいいと言われるのは事実ですが、それで本当にやめるかどうかはあなた次第です。やるかやらないかは、人の意見ではなく自分で決めていいのです。

自分がやりたいと思ったら、やったほうが絶対にいいと思います。この項では、最後にせどりはやめたほうがいいと言われた時の向き合い方をご紹介します。

新しいことを始める時は必ず止める人がいる

副業や起業など、新しいことを始めようとしたときには、必ず「やめたほうがいい」「稼げるわけない」と止める人がいます。

親や友達、同僚、恋人、配偶者など、外野から必ずケチをつける人がいるのです。しかしその言葉に反応して、やめてしまってもいいのでしょうか。

もちろん誰かの言葉に耳を傾けつつ、自分を信じて成し遂げていくことも大切です。

ルールや法律を守って取り組む

せどりのNG行動でも解説したように、周りに迷惑をかけたり違法行為や倫理的に問題となる行動を取らず、ルールを守って取り組みましょう。後ろめたさがあると、人の意見を聞けなくなります。

人の迷惑になる行為をせず、ビジネスとして健全に行えば、最初は「やめたほうがいい」と反対していた人たちからも認めてもらえるはず。

倫理的なルールも自分で作って、それを守るようにしましょう。

反論しない

誰かに「やめたほうがいい」と反対されても、反論する必要はありません。なぜなら、せどりが成功するかどうかは、反対してくる人もあなたにもわからないからです。

やってみないとわからない世界ですから、そこで無駄に言い合っても気分が悪くなるだけです。

話をそこで終わらせて、あなたはコツコツとやるべきことを進めましょう。

つらくなったら早めにやめよう

せどりを始めてつらくなったら、早めにやめましょう。「あのときあんなに反対されたのに、無理して進めて今更やめるといえない」なんて考えも捨ててください。

やってわかったことは経験値になりますし、実際にやらなければわからなかったことの方が多いでしょう。

個人で稼ぐ方法は、ライターやアフィリエイト、ブログ、出品代行などたくさんあります。ネットビジネス以外に視野を広げるのもいいでしょう。

  • 在庫が部屋を埋め尽くしている
  • 全く利益が出ていない
  • 資金繰りが苦しい

このように感じたら、大きな痛手を追う前に早めに撤退して、仕切り直しましょう。

せどり以外のおすすめビジネス

せどり以外にも自宅でできる副業はたくさんあります。例えば、せどりと同じ物販ですが、在庫を持たなくてもいい「アフィリエイト」は、パソコン1台で始められます。

他にもせどりで培った商品説明を書くスキルは、WEBライターに活かせます。出品作業ができる方は、外注で出品代行を請け負ってもいいかもしれませんね。

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まとめ

せどりは初心者でも始めやすい反面、「やめたほうがいい」「クズ」などネガティブなイメージが強いのも事実です。

悪質な転売行為や違法行為で、せどりの印象がよくないため、「やめたほうがいい」と言われてしまいます。

しかしせどりはルールを守って行えば、悪いビジネスではありません。稼いでいる人はたくさんいますし、せどりだけで生活している人も少なくないでしょう。

「やめたほうがいい」と言われても、稼ぎたい気持ちが強いのならやってみたほうが経験になります。本記事でご紹介したNG行動などを避ければ、大きな問題が起こることはないでしょう。まずは小さな金額からスタートしてみてください。

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