「価格が安いと何かしらデメリットがあると思って乗り換えるのが不安」
「乗り換えると何が変わるのか知りたい」
「乗り換え方が複雑でわからない」
現在、auからワイモバイルへの乗り換えを検討されている方で、このような不安や疑問を抱えているのではないでしょうか。
結論、料金を安くしたい方や普段PayPay・Yahooショッピングを利用される方は、ワイモバイルに乗り換えることで月の料金を大幅に下げたりお得にポイントを貯めることができるのでオススメです。
一方、auスマートバリューやau walletなどのサービスを使っていたり、月に大量のデータを利用する人は、そのようなサービスが使えなくなってしまうので、向いていないと言えるでしょう。
本記事では、auからワイモバイルに乗り換えるメリット・デメリットと乗り換えの具体的な手順について解説していきます。
auからワイモバイルにして後悔した理由とデメリット
まずは、auからワイモバイルにして後悔した理由を3つご紹介していきます。
キャリアメールが有料
1つ目のデメリットは、キャリアメールが有料になってしまうところです。
ワイモバイルでもauのキャリアメールを使うことはできますが、月額330円の料金がかかります。月額330円とはいえ、年間約4,000円余計にかかるので勿体無いですよね。
月額料金をかけたくない方は、Gmailやyahoo!メールなどのフリーメールアドレスを使いましょう。
auスマートバリューやau Walletの特典サービスが使えなくなる
2つ目のデメリットは、auスマートバリューやau Walletの特典サービスが使えなくなるところです。
auスマートバリューは、特定の光回線とauの回線をセットで契約した際に端末が割引されるサービスです。
スマホだけでなくタブレットやガラケーも割引の対象になることに加えて、家族のau端末も対象になりますから、料金を安く抑えたいauユーザーの方に最適。
しかし、乗り換えることで対象から外れてしまうので、割引の恩恵を受けることができなくなってしまいます。
au Walletは、auIDと連携された電子マネーカードです。ゴールド会員になるとクーポンやラウンジの利用、優待サービスなど様々な特典がついてくるお得なサービスです。
ただし、ワイモバイルに乗り換えると、特典を利用できなかったりお得にポイントを貯めることができなくなってしまうので注意しましょう。
データ無制限プランがない
3つ目のデメリットは、データ無制限プランがないところです。
auには、月額約7,000円でデータを無制限に使える「使い放題MAX」という料金プランがあります。
しかし、ワイモバイルの料金プランには、最大月25GBまでのデータプランしかなく、無制限プランがありません。そのため、月に25GB以上使うという方には向いていないと言えます。
安い料金で月に25GB以上使いたい方は、データ無制限の楽天モバイルを検討してみましょう。
【利用者にインタビューしてみた!楽天モバイルはおすすめしない?】
下記の表はワイモバイルの料金プランになります。現在使っているプランと照らし合わせて、自分のスタイルにあったデータ容量プランがあるかどうか確認してみましょう。
シンプルS | 3GB | 990円 |
シンプルM | 15GB | 2,090円 |
シンプルL | 25GB | 2,970円 |
auからワイモバイルにしてよかった理由
続いては、auからワイモバイルにしてよかった理由、メリットを3つご紹介していきます。
料金が安くなる
1つ目は、auに比べて料金が安くなるところです。
下記の表は、同じGBでauとワイモバイルの料金を比較したものになります。
au | ワイモバイル | |
3GB | 5,115円 | 990円 |
20GB | 7,238円 | |
25GB | 2,970円 |
このように、ワイモバイルの方が約2倍〜6倍安いことがわかります。料金を安く押さえたい方は、ワイモバイルに乗り換えするのが良いでしょう。
PayPayやVポイントをお得に利用できる
2つ目は、PayPayやVポイントをお得に利用できるところです。
普段の買い物でPayPayで支払いをしたり、Yahooショッピングを利用する方は多いのではないでしょうか。
ワイモバイルの料金をPayPay残高で支払う場合、「ワイモバイルまとめて払い」を利用して残高チャージすることで、合計1.5%のPayPayポイントが還元されます。
加えて、ワイモバイルユーザーの方はYahoo! ショッピングで買い物をすると最大7%のPayPayポイントが還元されます。
最大7%のポイント還元を受けるためには、PayPayカードまたはPayPayカードゴールドの利用が必須になるので注意が必要です。
さらに、ワイモバイルは他社からの乗り換えで最大23,000円分のPayPayポイントが付与されるキャンペーンがあるのでぜひチェックしてみてください。
通信制限時の最大速度が速い
3つ目は、通信制限時の最大速度が速いところです。
普段スマホを使っていると通信制限になってしまって、アプリが思うように使えなかったりすぐに欲しい情報を手に入れられないという経験があるのではないでしょうか?
ワイモバイルは、速度制限がかかると低速モードに切り替わりますが、「シンプルプランM/L」では低速モードでも最大速度が1Mbpsもあります。
1Mbpsあればサイト閲覧や、中画質程度での動画閲覧、SNS、WEBショッピングなどが可能です。
また、他社の通信制限速度時の最大速度は下記の通りです。
ワイモバイル | 1Mbps |
mineo | 200kbps |
UQモバイル | 300kbps |
イオンモバイル | 200kbps |
このように、ワイモバイルは他社に比べて最大速度が早いですから、通信制限になってもチャットアプリやネットでの検索といった普段使いではストレスなく使うことができます。
ワイモバイルへ乗り換えの手順
ここでは、auからワイモバイルへの具体的な乗り換え手順をご紹介していきます。
使っているスマホをSIMロック解除する
auでスマホを購入されていてワイモバイルに乗り換える場合は、SIMロックを解除する必要があります。
SIMロック解除手続きは、店舗またはオンラインで可能です。店舗で行う場合は約3,000円の料金が発生するので注意してください。
オンラインの場合、各キャリアのマイページから申し込みをすることができます。その際、現在使っているスマホのIMEI番号が必要です。
MNP予約番号を取得する:電話番号を引き継ぎたい方
次に、今の電話番号をそのまま使いたい方は、MNP予約番号を取得しましょう。
取得することで、個人情報の変更手続きや友人に知らせる手間が不要になるメリットがあります。
基本的にどのキャリアからでもオンラインで手続きすることが可能で、各キャリアのマイページや電話からMNP予約番号を取得することができます。
ただし、予約番号は15日で有効期限が切れてしまってキャンセル扱いとなり、再度取得する必要があるので注意してください。
ワイモバイルに申し込む
オンラインまたは店頭で申し込むことが可能です。
オンライン経由で申し込みをすると最大23,000ポイント還元されるキャンペーンを行っているので、ぜひオンラインから申し込みをしてみましょう。
申し込みに必要なものは以下の通りです。
- MNP予約番号
- 連絡の取れるメールアドレス
- 本人確認書類
- クレジットカードまたはキャッシュカード
ワイモバイルの特典へのエントリーをする
先述したキャンペーン特典を受け取るためには、事前の申し込みが必要です。
必要な情報を入力し、機種の購入をされる場合は端末を選択して申し込みは完了となります。
ネットワーク回線を切り替える
SIMが自宅に届いたら、利用するスマホに挿入してネットワーク回線の切り替えを行いましょう。
ネットワーク回線の切り替えは、電話とオンラインの方法を選ぶことが可能です。
オンラインの方(9:00〜20:30) | こちらから |
電話の方(10:00〜19:00) | 0800-100-1847 |
auからワイモバイルの乗り換えは違約金はかかる?
結論、違約金はかかりません。以前はauで2年契約のプランを途中で解約すると、およそ10,000円の違約金が発生していました。
しかし、現在では違約金制度が撤廃されたので、そのような費用が発生することはありません。
auからワイモバイルの乗り換えのタイミング!
auからワイモバイルに乗り換える方は、月末に解約するのがベストです。
auは月末が締め日になりますから、月末に解約することで次の月の料金を無駄に払う必要がなくなります。
また、月の初めや中旬に解約してしまうと、せっかく払ったデータ量を無駄にしてしまうので、データを使い切る月末に乗り換えるのが良いでしょう。
まとめ
今回は、auからワイモバイルに乗り換えるメリット・デメリットと乗り換えの具体的な手順について解説していきました。
auからワイモバイルに乗り換える際は、auスマートバリューやau Walletの特典サービスが利用できなくなってしまうことや、データ無制限プランがなくなることに注意しましょう。
また、乗り換える際はSIMロック解除やMNP予約番号の取得などの手順が必要ですから、乗り換える際は本記事の「乗り換えの手順」を参考に、ひとつずつ確認して行いましょう。
乗り換えに少し手間がかかってしまいますが、月の料金を格段に安く抑えることができると同時に、PayPayやVポイントなど日常でよく使うサービスをお得に利用できますから、ぜひ乗り換えを検討してみてくださいね。