現在、格安スマホを検討中の方で
「料金が安い分、大手キャリアよりもデメリットが多そう」
「本当に問題なくインターネットが使えるの?」
など疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
実際、格安スマホの口コミでは「やめた方がいい」「格安SIMやめた」という言葉も見かけるので、余計不安になってしますよね。
結論、格安SIMは、「過度に通信速度を気にする方」や「充実したサポートを受けたい方」には向いていません。
一方、「過度に通信速度を気にしない方」や「乗り換えが多い方」、「料金を安くした方」には最適なサービスです。
本記事では、格安SIMのメリット・デメリットの解説に加えて、本当に使える格安SIMを3つご紹介します。
罠?格安SIMをやめた理由と格安スマホにしない理由とデメリット:後悔。2ch、知恵袋など
まずは、2chなどで言われている格安SIMをやめた理由を3つご紹介します。
通信速度が遅くなりがち
1つ目は、大手キャリアに比べて通信速度が遅くなりがちになるところです。
下記の口コミでは、田舎に引っ越してから繋がりにくくなったり、昼や夜などの混雑時に通信速度が遅くなるといった声がみられました。
このように繋がりにくくなる理由は、格安SIMは大手キャリアから回線を借りている仕組みだからです。
格安SIMは独自の回線を持っておらず、ほとんどの場合独自の回線を持っている大手キャリアから借りている場合が多いです。
そのため、繋がりにくい混雑時や田舎では大手キャリアが優先されてしまうので、速度が遅くなってしまいます。
通話料が高くなりがち
2つ目は、通話料が高くなりがちになるところです。
格安SIMの場合、かけ放題がプランに組み込まれていない場合が多いので、オプションでかけ放題プランをつけなければ通話料が多くかかってしまいます。
下記の方のように、電話をする機会や時間が多い方や仕事で電話の利用シーンが多い方は、かけ放題をオプションで選択しないと、結果的に大手キャリアと同じ料金になる恐れがあります。
サポート体制が充実していない
3つ目は、大手キャリアに比べてサポート体制が充実していないところです。
格安SIMは、人件費削減のために実店舗を持っていない場合が多く、申し込みから手続き、トラブルの対処までオンラインで行います。
そのため、疑問点をスムーズに解決できなかったり、全て自分で手続きを行わなければならないというデメリットがあります。
実際、下記の口コミのように、サポートセンターへの問い合わせがうまくいかなかったり店頭サポートがないという声がみられました。
やめとけ・後悔は嘘!格安SIM(スマホ)を使い続けている理由
続いては、格安SIM(スマホ)を使い続けている理由やメリットを3つご紹介します。
料金が安い
1つ目は、大手キャリアに比べて料金が安いところです。
先述した通り、格安スマホは、大手キャリアの回線を借りたり手続きやサポートをオンラインで完結しているので、大手キャリアに比べて料金が安くなっています。
実際に同じGBプランで比較してみると、格安SIMは大手キャリアの半額で済むということがわかります。
大手キャリア会社 | 格安SIM会社 | |
5GB利用+音声通話 | 約6,000円 | 約2,000円 |
20GB利用 | 約7,000円 | 約2,000円〜約3,000円 |
また、下記の口コミのように、日常で使っている分には通信速度に大きな違いがないので、過度に通信速度を気にしない方はオススメです。
無駄な料金が発生しない
2つ目は、細かいオプションが選べることで無駄な料金が発生しないところです。
格安SIMは月のデータ消費量やかけ放題など細かなオプションがあり、自分の必要なものを追加して利用する形になります。
そのため、大手キャリアのように全てのオプションが全て追加されていて、利用していなくてもお金を払うということがありません。
実際に下記のように、自分の必要な分だけオプションを選択すると、大手キャリアの時よりも半額になるケースもあります。
契約の縛りがない
3つ目は、契約の縛りがなく、乗り換えや解約が自由にできるところです。
大手キャリアの場合、2年以内に解約した場合に違約金が発生する「2年縛り」という制限があるので、キャリア変更や新機種への乗り換えが気軽にできないデメリットがあります。
その点格安スマホは、いつでも解約できる「一律制」と、利用している月ごとに違約金が減っていく「減額制」があるので、気軽に解約できるところが魅力です。
さらに、格安SIM会社が借りている回線と自分の使用しているキャリア会社が同じ場合、SIMロック解除する必要がないので、面倒な手続きや費用が発生しないところもメリットのひとつです。
本当に使える格安SIM
最後は、本当に使える格安SIMを3つご紹介します。選ぶ際は、以下のポイントを抑えておくと買って後悔することがありません。
- 電波のつながりがいいか
- 自分の利用スタイルに合っているか
料金の安さだけを比べて決めてしまうと、使った時に電波の繋がりが悪かったり、もっと料金を安くできたということがあります。
実測値などを参考に、混雑時やつながりにくい場所でもつながるかどうかチェックしてみましょう。
また、格安SIM会社には独自の強みがありますから、その強みと「自分の要望」に合った会社を選びましょう。
※実測値については、「格安SIMの速度比較サイト」のデータを引用しています。
楽天モバイル:データ消費量が多い方にオススメ
画像:ケータイwatch
データ無制限で使い放題なところが魅力の楽天モバイルは、データ消費量が多いノマドワーカーの方に最適。
楽天の自社回線であれば、外でスマホやパソコンをどれだけ使っても、通信制限なく利用することが可能です。
さらに、楽天モバイルの魅力は、テザリングが無料で使えるところ。
契約したスマホ1台あれば、Wi-Fiがない環境でもポケットWi-Fiのようにパソコンやゲーム機にテザリングして、データ無制限で利用ができます。
月額料金 | 3GB:1,078円20GB:2,178円データ無制限:3,278円 |
使用回線 | 楽天・ドコモ・au |
実測値 | 下り:40.03Mbps上り:22.46Mbps |
Y!Mobile:サポート重視の方にオススメ
画像:mymobile
Y!Mobileは直接店舗を構えているので、手続きに不安で万全のサポートをしてほしい方にオススメ。
格安SIMは店舗を構えていない場合が多く、手続きは自分で行って困った時はチャットツールを使用して問い合わせをしなければなりません。
そのため、自分の負担がかかってしまったり、困り事を解決するのに時間がかかってしまいます。
その点Y!Mobileは、日本全国に約4,000店舗あり、手続きや不具合が起きてしまった時に直接聞けるので、すぐに悩みを解消することができます。
月額料金 | 3GB:990円(今なら半年無料)20GB:2,728円 |
使用回線 | ソフトバンク |
実測値(お昼の時間帯) | 81.66Mbps |
UQモバイル:通信速度を重視する方にオススメ
画像:be-3.co.jp
UQモバイルは、通信速度の速さと安定さが魅力で、電波のつながりを気にする方にオススメ。
大手キャリアの通信速度に匹敵するほどの「格安SIM最速の通信速度」を誇っており、回線が集中しやすいお昼の時間帯でも、安定したスピードでストレスなくスマホが使えます。
さらに、電波の届く範囲を表す「人口カバー率」が99%なので、幅広いエリアで電波を気にせずインターネットを楽しむことが可能です。
月額料金 | 3GB:1,6280円15GB:2,728円25GB:3,828円 |
使用回線 | au |
実測値(お昼の時間帯) | 37.48Mbps |
まとめ
今回は、格安SIMのメリット・デメリットの解説と、本当に使える格安SIM3つをご紹介しました。
格安SIMには、混雑時や電波が届きにくいエリアでは通信速度が遅くなってしまいがちだったり、実店舗がなく手厚いサポートが受けられないというデメリットがあります。
一方、大手キャリアの半額ほどの安さで利用できたり、乗り換えや解約が自由というメリットがあります。
本記事を見て格安SIMの購入を検討される方は、実店舗があったり比較的通信速度が安定している「本当に使える格安SIM」で紹介した3つをチェックしてみてください。