「格安スマホ会社(SIM)は安すぎて心配」
「格安スマホ会社(SIM)は大手キャリアよりも電波がつながりにくいのでは?」
「後悔しない本当に使える格安スマホ会社(SIM)が知りたい」
格安スマホ会社(SIM)を検討されている方は、このような悩みを抱えているのではないでしょうか。
実際にネットで検索してみると「やめとけ」や「後悔」といったマイナスワードが書かれていますから不安になるのも当然です。
格安スマホは繋がりにくいなどのデメリットはあるものの、自分の使用スタイルに合ったものを選べば、料金を安く抑えながらストレスなく利用できます。
本記事では、格安スマホのデメリットやメリット、本当に使える格安スマホ会社(SIM)を3つご紹介します。
格安スマホ(SIM)のデメリット:やめとけ・罠と言われる理由
格安スマホには、「機種本体」と「SIM」の2種類があります。この記事では格安SIMのデメリットについて解説していきます。
災害時に連絡や情報入手がしにくい
デメリットの1つ目は、災害時に安否確認の連絡や情報入手がしにくいところです。
- 利用する人が集中すると通信速度が安定しない
- 災害用伝言板機能がついていない
- 緊急速報が利用できない場合がある
格安スマホは大手キャリアの回線を借りているので、利用する人が多い混雑時や災害時は、大手キャリアに比べて繋がりにくい傾向があります。
また、「災害用伝言板機能(※1)」や「緊急速報(※2)」が利用できない場合があるので、災害時の安否確認や情報入手ができない可能性があります。
安否確認や情報入手をするために、メッセージが投稿できるSNSを利用したり、SNS上で家族と繋がっておくといいでしょう。
(※1)災害用伝言板機能とは、災害時などの回線が集中してしまった時に、全角百文字以内のメッセージをメールアドレス先や相手の携帯電話に送れる機能です。
(※2)緊急速報は台風や地震などの災害時に、気象庁がスマホにいち早く情報を送ってくれる機能で、緊急地震速報や特別警報などが該当します。
乗り換え時に料金が発生
デメリットの2つ目は、乗り換え時に料金が発生するところです。
せっかく安くするために格安スマホ会社(SIM)に乗り換えても、初期費用が多く発生してしまって損する場合があります。
乗り換え時に発生する主な料金は以下の5つです。
新規契約事務手数料 | 約3,000円 |
SIMカード発行手数料 | 約400円 |
MNP転出手数料 | 約3,300円 |
SIMロック解除手数料 | 約3,000円 |
違約金 | 約3,000円〜約20,000円 |
会社ごとに料金は変わってきますから、買って後悔することがないように、乗り換え前に「見積もり」を出しておくことをオススメします。
また、事務手数料やSIMロック解除費用が発生しない場合がありますから、会社を選ぶポイントにするといいでしょう。
現在、多くのキャリアが「乗り換えキャンペーン」を行っているので、下記の表を参考にしてみてください。
LINEMO | 10,000円分のPayPayボーナス贈呈 |
UQモバイル | 10,000円分のauPayボーナス贈呈 |
Y!mobile | 10,000円分のPayPayボーナス贈呈 |
楽天モバイル | 16,000円分の楽天ポイント贈呈 |
※2022年7月31日時点
通話料金が高くなる
デメリットの3つ目は、格安スマホにすると通話料金が高くなってしまうことです。
大手キャリアはいくら掛けても無料のサービスがプランに含まれていることが多いですが、格安スマホはオプションになっています。
長電話や仕事で電話する機会が多い方は、オプションの「かけホーダイプラン」を選択しなければ、以下の口コミのように携帯料金が高くなってしまうので注意です。
へぇー、そうなのね♪格安スマホの落とし穴は、通話代めっちゃ高いよね(笑)私は滅多に電話って使わないけど、たまに宅配便の再配達とかの電話で、1回100円くらい加算されてて、気をつけようと思った(笑)
— yuly (@yuly0523) August 25, 2018
格安スマホ(SIM)は後悔しない?いい口コミやメリット
続いては、いい口コミを参考に、格安スマホのメリットを3つご紹介します。
料金が安くなった
メリットの1つ目は、大手キャリアよりも料金が安くなるところです。
実際に料金を比較してみると、格安SIM会社は大手キャリアの約半分の料金で済むことが分かります。
利用方法 | 大手キャリア会社 | 格安SIM会社 |
5GB利用+音声通話 | 約6,000円 | 約2,000円 |
20GB利用 | 約7,000円 | 約2,000円〜約3,000円 |
格安SIMが安い理由は、以下の通りです。
- 通信設備が不要
- 実店舗がないため人件費がかからない
- 大手キャリアで契約している時より通信速度が遅い
デメリットの部分で記載した通り、大手キャリアの回線を借りているので、コストのかかる通信インフラ設備が不要です。
このように格安SIM会社は、設備費用や人件費がかかりませんから、破格の安さを実現できます。
確定申告してて、
— ᴀᴛsᴜᴋɪ ᴋᴏʙᴀʏᴀsʜɪ (エス・オー・プロモーション) (@23k_atsuki) March 10, 2021
大手の会社から格安スマホにもっと早く乗り換えておけばよかったな〜って。
違約金が…とか、月の途中だからもったいないとかの前に。
違約金とか割とすぐにチャラにできるくらいだもん。
今見ると、過去の携帯電話料金高いわ😇
自分に合うプランが選べる
メリットの2つ目は、自分に合うプランが選べて無駄な費用が抑えられるところです。
格安スマホは、通話代やキャリアメール利用がオプションになっていますから、自分に必要なサービスだけを選ぶことができます。
通話はLINEで使うことが多くて「通話サービスが要らない」という方や、GmailやYahooメールを利用していて「キャリアメールは不要」という方にオススメです。
格安スマホ、端末保証のオプションも止めたら6月の請求額が2,000円を切りました~そしてなんの不自由もございません。ホントホント切り替えて良かったわ♪
— けいこ🍀 (@Keiko_KChannel) June 21, 2018
柔軟性がある:SIMロック解除や縛りが緩い
メリットの3つ目は、SIMロック解除や縛りなどが緩いところです。
大手キャリアの場合、2年以内に解約した場合に違約金が発生する「2年縛り」という制限があるので、キャリアや新機種に乗り換えが気軽にできないデメリットがあります。
下記の口コミのように、スマホを頻繁に変えたい方や自分の使用スタイルが変わってキャリアを変更したい方も多いのではないでしょうか。
その点格安スマホは、いつでも解約できる「一律制」と、利用している月ごとに違約金が減っていく「減額制」があるので、気軽に解約できるところが魅力です。
さらに、格安SIM会社が借りている回線と自分の使用しているキャリア会社が同じ場合、SIMロック解除する必要がないので、面倒な手続きや費用が発生しません。
格安スマホ(sim)の魅力は、安さもありますが、2年縛りがない事!
— モノライフ@スッキリ生きる (@monolife000) March 26, 2020
長く使い続けるつもりですが、先の事は分からないのに、不確定の未来を相手の都合よく限定されている感じが嫌なんです。
企業の事情も分かりますが、変化の激しい世の中でそれはちょっと・・・(^^;)
自由であることの価値に惹かれる♪
2022年版:本当に使える格安スマホ(SIM)
最後は、本当に使える格安スマホ(SIM)を3つご紹介します。選ぶ際は、以下のポイントを抑えておくと買って後悔することがありません。
- 電波のつながりがいいか
- 自分の利用スタイルに合っているか
料金の安さだけを比べて決めてしまうと、想像以上に電波の繋がりが悪かったり、もっと料金を安くできたということがあります。
格安SIM会社にそれぞれ強みがありますから、「強み」と「自分の要望」に合った会社を選びましょう。
※実測値については、「格安SIMの速度比較サイト」のデータを引用しています。
LINEMO:LINEをよく使う方にオススメ
画像:LINEMO公式HP
LINEMOは、LINEのトークやビデオ通話においてデータ通信量が発生しないので、LINEを頻繁に利用する方にオススメ。
ソフトバンクと同じ回線を使っており、話題の5Gにも対応しています。そのため地下でも安定した回線を求めている方や、高速回線でサクサクスマホを使いたい方にもオススメです。
LINEMOデビューしたった。キャリアメール使えないぐらいで何も問題ない。料金今までの半額以下になったから早くやればよかったわ。
— いもこ (@AndPinky) June 21, 2022
月額料金 | 3GB:990円(今なら半年無料)20GB:2,728円 |
使用回線 | ソフトバンク |
実測値(お昼の時間帯) | 46.58Mbps |
Y!Mobile:サポート重視の方や家族で利用する方にオススメ
画像:y!mobile
Y!Mobileは直接店舗を構えているので、手続きに不安で万全のサポートをしてほしい方にオススメ。
格安SIMは店舗を構えていない場合が多く、手続きは自分で行って困った時はチャットツールを使用して問い合わせをしなければなりません。
そのため、自分の負担がかかってしまったり、困り事を解決するのに時間がかかってしまいます。
その点Y!Mobileは、日本全国に約4,000店舗あり、手続きや不具合が起きてしまった時に直接聞けるので、すぐに悩みを解消することができます。
さらに、毎月500円〜1,188円割引になる「家族割サービス」があるので、家族で乗り換えたい方や携帯会社をまとめたい方にオススメです。
同居していなくても血縁関係や婚姻関係があれば利用できますから、ぜひチェックしてみてください。
月額料金 | 3GB:990円(今なら半年無料)20GB:2,728円 |
使用回線 | ソフトバンク |
実測値(お昼の時間帯) | 81.66Mbps |
UQモバイル:電波のつながりを重視する方にオススメ
画像:be-3.co.jp
UQモバイルは、通信速度の速さと安定さが魅力で、電波のつながりを気にする方にオススメ。
大手キャリアの通信速度に匹敵するほどの「格安SIM最速の通信速度」を誇っており、回線が集中しやすいお昼の時間帯でも、安定したスピードでストレスなくスマホが使えます。
さらに、電波の届く範囲を表す「人口カバー率」が99%なので、幅広いエリアで電波を気にせずインターネットを楽しむことが可能です。
月額料金 | 3GB:1,6280円15GB:2,728円25GB:3,828円 |
使用回線 | au |
実測値(お昼の時間帯) | 37.48Mbps |
まとめ
今回は、格安スマホのデメリットやメリット、本当に使える格安スマホを3つご紹介しました。
格安スマホ会社(SIM)は、大手キャリアに比べて、災害時の機能性や通話料金プランの充実さは劣ってしまいますが、料金の安さや機種変更やキャリア変更がしやすい柔軟性が魅力です。
自分の使用スタイルに合ったものを選び、電波のつながりやすさを事前に調べておけば、満足のいく格安スマホ(SIM)が手に入ります。
現在購入を検討されている方は、本記事を参考にして、後悔のない格安スマホ(SIM)を探してみてください。