「クレジットカードの審査に落ちそうで不安。必ず審査が通るクレジットカードってあるのかな?」
「審査が通るクレジットカードを作りたいな」
そんな風にお考えの方はいませんか?
結論からいうと、必ず審査が通るクレジットカードは存在しません。
それは法律により、利用者に返済能力があるかどうか事前に調査しなければならないからです。
とはいえ、審査基準が厳しいか優しいかはクレジットカード発行会社によってさまざま。
本記事では審査が柔軟なクレジットカードや、クレジットカードの審査事情に関してご紹介します。
参考にしていただけたら幸いです!
審査甘い・ゆるいクレジットカードとは?学生・専業主婦・ブラックリストなど
審査が通りやすいクレジットカードとは、クレジットカードを作る際に審査のハードルが下がるものです。
どのような場合に審査のハードルが下がるのか、考えられる代表的なものは次の3つ。
・申込者の信用情報に傷がない
・利用限度額が低い
・独自の審査基準を設けている
クレジットカード会社は、「この人(この金額)ならしっかり返済してくれそうだ」と判断してクレジットカードを発行します。
この判断をする際、これまでの支払いの履歴である「信用情報」を確認しています。
もし今までしっかり期日通りにクレジットカードの支払いなどを済ませていると、信用情報が綺麗なので、クレジットカード会社も「この方ならしっかり返済してくれそうだ」と判断してもらえる確率が高いです。
また、クレジットカードの利用限度額が低ければ、カード利用者が返済する金額も少なくなるので「このくらいの金額なら、この利用者の方は返済してくれそうだ」という判断で審査が通りやすくなります。
もう一つ、独自の審査基準を設けているクレジットカードも発行しやすいでしょう。
なぜなら、利用者一人ひとりの事情も汲み取ってもらいやすいからです。
例えば審査基準がマニュアル化していると、収入が不安定という点で、たとえ現時点で大きな収入を得ている自営業や芸能人のかたでさえ審査に落ちてしまいます。
ですが独自の審査基準を設けている会社だと、現時点の収入や個人の状況を汲み取って審査をしてくれるので収入が不安定だからといってすぐに審査落ち…という可能性は比較的低いでしょう。
実際にクチコミでも、独自審査で審査通過した方もいました。
必ず審査が通るクレジットカードはない
独自審査だと審査は通りやすい傾向がありますが、必ず審査が通るクレジットカードというものは存在しません。
理由は、次の二つの法律によって、事前に申込者に返済能力がしっかりあるかどうか審査することが定められているからです。
・貸金業法(第13条第1項) 出典:法令リード(貸金業法(第13条第1項)
・割賦販売法(第35条三の三) 出典:法令リード(割賦販売法(第35条三の三)
上の貸金業法は、返済し切れないほどの借金を抱えてしまう「多重債務者」が増加して社会問題になったのがきっかけでできた法律。
この「多重債務者」が増えないようにすることが目的で貸金業法は制定されました。
なので、この法律はクレジットカード会社を守るものではなく、カード申込者を守る目的があるのです。
出典:貸金業法Q&A – 金融庁
審査が柔軟なクレジットカード3選
次に審査が柔軟なクレジットカードを3つご紹介します。
プロミスVisaカード
「プロミスVisaカード」は通常の買い物・キャッシング・カードローンが利用できる利便性の高い機能一体型クレジットカードです。安定した収入があれば学生や主婦でも申し込めるため、審査に自信がない人でも申し込みやすいでしょう。
プロミスVisaカードならスマホのタッチ決済に対応しているので、カードを持ち歩く必要がありません。クレジットカード自体もナンバーレスなのでセキュリティ面も安心です。
また、カード発行よりも早くプロミスのカードローン審査結果が届くため、万が一お金が足りない場合でも安心です。初回であれば30日間無利息期間※1が適用されるので、お金を借りてもすぐに返せば利息がかからず負担なく借りられるでしょう。
ポイント還元率 | 0.5% |
ポイント種類 | Vポイント |
年会費 | 無料 |
利用上限 | ショッピング100万円まで |
申込条件 | 年齢18~74歳のご本人に安定した収入のある方。※2 |
追加カード | ETCカード・家族カード |
国際ブランド | Visa |
カード発行日数 | 約1週間~10日前後 |
※1メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
※2お申込時の年齢が18歳および19歳の場合は、収入証明書類のご提出が必須となります。
※2高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません。
※2主婦・学生でもアルバイト・パートなど安定した収入のある場合はお申込いただけます。ただし、高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません。また、収入が年金のみの方はお申込いただけません。
審査が通ったクチコミあり:楽天カード
楽天カードは楽天カード株式会社が発行しているクレジットカード。
クチコミでは無職やニート、自営業の方でも楽天カードの審査に通っている方がいるので、収入や属性(どんな職業か)だけで審査を落とすということはなく、他の判断基準も考慮して審査をしているようです。
消費者金融カードローン系で審査基準が異なる可能性あり:「Tカードプラス(SMBCモビットnext)」
Tカードプラス(SMBCモビットnext)は、三井住友カード株式会社が提供しているクレジットカード。
クレジットカードの審査自体は提携先の三井住友カード株式会社が行うことになっています。
ただ、Tカードプラス(SMBCモビットnext)は消費者金融系のクレジットカードで、三井住友カードは銀行系のクレジットカードなので、三井住友カード株式会社内での審査基準も異なっている可能性があります。
なぜなら、銀行系のクレジットカードの方が審査が厳しいと言われているからです。
消費者金融カードローンの事業はそもそも「お金が足りない」、「お金を貸して欲しい」といった方にお金を貸し、利子付きで返してもらうというものです。
その事業内容に沿った審査基準になってくるので、職業(属性)や年収だけを重視した審査はせず、個人の事情まで考慮する可能性があります。
なので申し込みの際は、SMBCモビットの電話受付で行い、オペレーターにしっかり事情を説明してみましょう。
【Tカードプラス(SMBCモビットnext)の詳細/申し込みはこちら】
※カードローン審査通過後にクレジットカードの審査があります
アメックス独自の審査基準で審査に柔軟性アリ:アメリカン・エキスプレス(グリーン)
アメリカン・エキスプレス・グリーンカードの発行元はアメリカン・エキスプレス・ジャパン株式会社です。
本社はアメリカにあり外資系の会社であるため、審査基準が日本基準と少し違う可能性があります。
理由としては、実際にJICC(信用情報機関)でブラック登録されていた方でも審査が通った実績があるためです。
出典:https://youtu.be/5hF-Ndn0cws
ただし、審査に通った方は、過去に金融事故を起こしてはいましたが、現在は安定した収入を得ている方なので、現在進行形で滞納などをしている方は審査に落ちる可能性が非常に高いです。
また、もしアメリカンエキスプレスのカードを申し込むのであれば、利用限度額や年会費が一番低いグリーンカードの申し込みをおすすめします。
そうすることでアメリカンエキスプレス側の、審査のハードルを低くすることができます。
【アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カードの詳細/申し込みはこちら】
クレジットカード審査に落ちてしまう理由とは?
クレジットカードですが、どうして審査に落ちてしまうのでしょうか?
考えられる代表的な理由を3つご紹介します。
返済能力が少ないと判断される
そもそもクレジットカード会社も貸したお金はしっかり返して欲しいです。
そうなると、相手がしっかりクレジットカード利用分を引き落としの期日に払ってくれるのかどうかを見極めなければなりません。
(また法律でもあらかじめ返済能力があるかどうかを調べることが定められています)
なので収入に対して利用限度額がとても高額で申し込みをしてきた方や、安定した収入がなく、将来的にも継続してクレジットカード支払い分を返済してくれるか分からない…
といった方は審査で落とす場合があります。
返済延滞などでブラックリストに入ってしまっている
過去に返済延滞などをしていると、信用機関にそのネガティブな情報が記録されてしまいます。
クレジットカード会社はその履歴をみて、返済延滞をしたことがあるから、また滞納をするのではないか、と疑われてしまいます。
そうなるとあまりクレジットカードを利用して欲しくないという判断になり、審査で落とされてしまいます。
もし返済延滞などをしていたら、返済してから少なくとも半年ほどは期間を開けて申し込みをした方が良いでしょう。
高額の借金をしている
多額の借金をしていると、審査に通る可能性は非常に低くなるでしょう。
なぜなら、クレジットカード会社から、クレジットカード利用分をしっかり返してもらえる可能性が低いとみなされるからです。
クレジットカードの申し込みをするのであれば、今ある借金は全て返済してからにしましょう。
クレジットカードで在籍確認をされる時はいつ?
クレジットカード会社からすると、会社に在籍しているというだけで大きな信用になります。
会社に在籍していることが確認できれば、安定した収入があることがわかるので、しっかり返済能力があると判断できるからです。
しかし在籍確認はされるときと、されないときがあります。
ではどんなときに在籍確認をされる確率が高いのか、次の2つが考えられる主なケースです。
・虚偽の内容で申込んでいる
・審査難易度が高いクレジットカードを選んだ
虚偽の内容で申込んでいる
クレジットカード会社にも、申込者のデータがたくさんあります。
例えばもし年齢24歳、収入800万円、勤続年数2年のような虚偽の申告をしたとすると、他の申込者とのデータの比較で、虚偽の申告を疑われてしまうでしょう。
そうなると、ちゃんと申告内容が正しいかどうか確かめるための在籍確認が行われる確率が高くなります。
虚偽の申告はしないようにしましょう。
審査難易度が高いクレジットカードを選んだ
審査難易度が高いクレジットカードとはつまり、利用限度額が大きかったり、年会費が高かったりステータス性の高いカードのことです。
利用限度額が高いということはそれだけカードの利用額が大きくなります。
そうなるとカードの利用額が大きくても、しっかり返済してくれる能力があるかどうかを判断するために在籍確認を取る可能性があります。
審査に落ちてしまった場合の対策
次に審査に落ちてしまった場合の対応について紹介します。
デビットカードを利用する
もし、預貯金に余裕がある場合はデビットカードの発行をおすすめします。
デビットカードはクレジットカードとは違い、利用したと同時に登録口座から利用分の金額が引き落とされます。
しかし、利用するデビットカードによっては、利用額の1.2%がキャッシュバックされたり、支払い金額の管理もしやすかったりとメリットもあります。
【Mastercard プラチナデビットカードの詳細/申し込みはこちら】
まとめ
審査が必ず通るクレジットカードは存在しませんが、審査基準はカード会社によってさまざまなので状況によっては、審査が通りやすいクレジットカードもあります。
また、クレジットカード以外にもデビットカードを利用するという手もあるので、ぜひ参考にしてみてください。