リクルートカードは、リクルート株式会社が提供するクレジットカード。
しかし、その一方で
「実際の評判はどうなの?」
「ダサいって言われるけどどうなの?」
「デメリットもちゃんと知りたい」
そうお考えの方もいるのではないでしょうか。
リクルートカードは一般還元率が1.2%とメインカードにおすすめのクレカです。
本記事では、リクルートカードのメリット・デメリットとおすすめの利用法について、口コミも合わせて詳しく紹介します。
ぜひ参考にしてみてください!
リクルートカードはおすすめしない?のデメリットと悪い評判
まずはリクルートカードのデメリットを紹介します。
貯まったポイントの交換先が少ない
リクルートカードのポイントはPontaポイントとdポイントしか交換先がありません。
ですが交換したPontaポイントはauの支払いやケンタッキーでの使用が可能。
dポイントに交換すれば、マクドナルドやAmazonで使用することができます。
なので、交換ポイント先が少なくても、交換したポイントの使い道が多いので、不便に感じることはそこまでないでしょう。
個人的にはdポイントに交換した方が、頻繁に行くようなお店でも使いやすいのでおすすめです。
もし、別のポイントに交換しないとなると、リクルートグループが提供している「じゃらん」や「HOT PEPPERグルメ」「ホットペッパービューティー」といったサイトでの支払いにポイントを利用することが可能です。
毎月、ホットペッパービューティーの予約で美容院等を利用すれば、ほとんどの人がポイントを使い切れるはずなので、賢い使い方をすれば不便に感じることもないでしょう。
海外旅行でやや使いにくい
海外旅行での補償は”利用付帯”(カードを保有しているだけで補償はしてもらえず、しっかりカードを利用すれば補償するということ)です。
カードを持っているだけでは、万が一の際に補償はされず、しっかり買い物などでリクルートカードを使用することが補償補償の条件となっています。
その点が利用者によってはネックとなるケースもあります。
しかし補償額は最大2000万円、ショッピング保険も200万円までなので補償内容は悪くはありません。
nanaco(ナナコ)、モバイルSuicaへのチャージの還元率は0.75%に改悪されている
リクルートカードの最大の魅力は1.2%であることでしたが、2022年2月16日(水)からリクルートカード(JCB)でnanaco(ナナコ)、モバイルSuicaにチャージをすると、還元率が0.75%に下がってしまいました。
なので、nanacoとモバイルSuicaにチャージをする際は、ビューカードといった他の高還元のカードに変えるとお得になります。
リクルートカードは、JCBのタッチ決済は利用できるが、Mastercard(R)のコンタクトレスとVisaのタッチ決済は利用できない
リクルートカードですが、Visa、Mastercard(R)、JCBの国際ブランドのうちから好きなブランドでカードが発行できます。
しかし、タッチ決済が可能なのはJCBカードのみなので要注意。
JCBは世界的にみて、シェア率がVisaやMastercardよりも劣るので、JCBでタッチ決済しようとしても対応していないところが比較的多い可能性があります。(タッチ決済でない場合にも同じことが言えます)
リクルートカードは最強?メリットと口コミ
次に、リクルートカードのメリットを見ていきましょう。
公共料金の支払いで利用できる
一般カードで、公共料金の支払いで還元率が1.2%の高還元率カードはリクルートカード以外にありません。
年会費がかからない上、公共料金などの固定費が高めなもので還元率もしっかり高いのはかなりお得です。
ちなみに他のカードで好評の三井住友カード(NL)が還元率0.5%。
楽天カードでも、公共料金の支払いに関しては還元率が0.2%まで下がってしまいます。
ポイントの使い道で悩む手間と時間が省ける
先ほどデメリットであげた、貯まったポイントの使い道が微妙と言う声ですが、裏を返せば使い道が限られていることで、どのポイントに交換しようか…と悩む手間と時間は省けます。
リクルートカードで貯まったポイントと交換できるdポイントは、通便局やセブンイレブン、ファミリーマート、マクドナルドでも利用可能で使い勝手は悪くありません。
もし、dポイントのアプリをインストールするのに抵抗がある方にはおすすめできませんが、そうでない場合は1ポイント=1円で交換もでき、筆者個人的にはシンプルでわかりやすいのでdポイントへの交換はおすすめです。
リクルートカードの特徴
リクルートカードの特徴は次の表の通りです。
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.75%~1.20% |
特徴 | ・ポイントの有効期限は、最後に付与された月の12ヶ月後。ポイントは早めに使うのがおすすめ ・光熱費や携帯料金もリクルートカードだと1.2%還元 ・dポイントへの交換がおすすめ ・リクルートカードでJCB、Visaなど複数ブランド持ちが可能。海外利用が多い方にはおすすめ |
リクルートカードの最強利用法
ここからはリクルートカードのおすすめ利用法を紹介します。
「じゃらん」や「ポンパレモール」といったリクルートが提携しているサービス利用で還元率をアップさせる
下記の様に、提携しているサービスの利用でさらにポイントが還元されます。
・ポンパレモールのポイント還元率3.0%+リクルートカード決済還元率1.2% = 4.2%に還元率アップ
・じゃらんのポイント還元率2.0%+リクルートカード決済還元率1.2% = 3.2%に還元率アップ
旅行やネットショップを頻繁に行う方は一度リクルートカードと連携しているサービスも検討してみましょう。
お得に買い物、旅行が行ける可能性があります。
d払いでリクルートカードを登録すると、年金払いの還元率が最強に
d払いの登録をリクルートカードにしておくと、d払いで利用した金額分のdポイントと、d払い分の料金をリクリートカードで支払う分の還元率でポイントが二重取りできます。
しかも、d払いで年金の支払いができるので、月々の年金を振り込みや現金で支払うよりもd払いのスマホ決済にして、ポイントを二重取りでより多く還元してもらうとお得になります。
リクルートカードで貯まったポイントは?
リクルートカードで貯まったポイントですが、筆者個人としてはdポイントへの交換がおすすめです。
dポイント利用可能な店舗が多く、貯まったポイントを使える機会が多いからです。
ドコモの料金はdポイントで支払いができるので、ドコモユーザーの方は携帯料金の支払いにポイントを充当するのがおすすめです。
ドコモユーザーではない方は、頻繁に利用する店舗での支払いでポイントを利用するのが良いでしょう。
セブンイレブンやENEOS、Amazonやマクドナルドでも利用ができます。
リクルートカードはJCBかVisaどっちが良い?
結論から言うと、Visaの方が良いでしょう。
海外での支払いはVisaの方がシェアが高いからです。
海外でクレジットカードが使えないのは不便なので、Visaの方を作っておくのが個人的にはおすすめです。
または、リクルートカードは、一人につき各発行カード会社(Mastercard(R) / Visa:三菱UFJニコス株式会社、JCB:株式会社ジェーシービー)1枚ずつ、合計2枚の発行が可能なので、JCBとVisaどちらも持っておくのも良いでしょう。
リクルートカードと楽天カードの2枚持ちはどうなの?
リクルートカードを検討している方の多くは、既に楽天カードユーザーだと思います。
楽天カードをお持ちの方はリクルートカードの相性を気にされていると思いますが、比較的相性のいいカードと言えるでしょう。
通常還元率は1.2%のリクルートカードに軍配があがるので、日用品などの買い物はリクルートカードがおすすめ。
一方で、楽天市場はポイント3%など、楽天経済圏の買い物や楽天ペイなどは楽天カードの方が還元率が高いのでおすすめ。
用途別に変えれば、ポイントもザクザク溜まっていくことでしょう。
まとめ
本記事ではリクルートカードのデメリットやメリットなどを口コミも含めてご紹介しました。
nanaco(ナナコ)、モバイルSuicaへのチャージの還元率は0.75%に改悪されてしまっていますが、基本的に還元率が1.2%なのはとても魅力です。
特に年金や公共料金など毎月大きな金額になるものを、高還元のリクルートカードで支払って、使い道が広めのdポイントにするとお得に、便利にリクルートカードを活用することができますよ!