「一人暮らしの家具・家電にかかる費用はどのくらい?」
「一人暮らしの初期費用は他にもかかる?」
「お得に家具・家電を購入する方法は?」
一人暮らしの家具・家電にかかる費用について、このような疑問をお持ちではないでしょうか?
一人暮らしを始める場合、さまざまな準備が必要になりますが、家具・家電を揃えるのはそのうちの1つです。家具・家電を揃えるにはお金がかかると言われているため、事前に必要な家具・家電の相場観を知っておきたいでしょう。
そこでこの記事では、一人暮らしの家具・家電にかかる費用についてご紹介し、シミュレーションやお得に購入する方法なども解説します。
一人暮らしに必要な家具・家電の費用相場!30万円
大学進学や新社会人などのタイミングで、初めて一人暮らしをする方も多く、どの家具・家電を揃えてどのくらいの費用がかかるのか知りたい方も多いでしょう。
ここでは、「家具」「家電」に分けて必要なものの費用相場をご紹介します。
家具と家電合わせて20万〜30万程度です。
家具・家電の支払いが厳しければ、サブスクの利用がおすすめ。
初期費用を24分の1にできるので、初期費用の負担をかなり少なくできます。
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家具
快適な一人暮らしを送るためには、家具選びは重要ですよね。そのためには、どの家具が必要で、どのくらいの費用がかかるのか把握しておきたいです。
まずは、一人暮らしに必要な家具とその費用相場について以下の表にまとめました。
家具名 | 費用相場 |
ベッド | 3万円〜5万円 |
テレビ台 | 5,000円〜1万円 |
ソファ | 1万円〜2万円 |
ダイニングテーブル | 1万円〜2万円 |
収納 | 3,000円〜1万円 |
書斎デスク | 8,000円〜2万円 |
引っ越し先の間取りや広さによっても異なりますが、一人暮らしで最低限必要となりそうな家具は上記の通りです。
商品によっても金額は異なりますが、一人暮らし用の家具であれば、そこまでサイズが大きいものを選ぶ必要もありません。
そのため、ファミリー向けの家具と比較すると費用が安くなり、初期費用を抑えることもできます。1番高くてベッドの5万円程度となるでしょう。
家電
料理や洗濯など、生活するには欠かせないものが家電です。一人暮らしに必要な家電とその費用相場について以下の表にまとめました。
家電名 | 費用相場 |
冷蔵庫 | 2万円〜3万円 |
洗濯機 | 2万円〜4万円 |
電子レンジ | 1万円〜2万円 |
炊飯器 | 1万円〜2万円 |
テレビ | 2万円〜4万円 |
エアコン | 5万円〜6万円 |
照明 | 5,000円〜1万円 |
上記に記載されている家電は、どれも一人暮らしに必要となるものですが、家具と比較すると費用相場が高めになっていることがわかります。
選ぶ製品によっては、価格が相場以上になることもあるため、初期費用を抑えるためには、なるべくサイズが小さい家電を選んだり、値引き交渉したりなど工夫が必要です。
なお、エアコンについてはすでに物件についていることもあるため、まずは契約物件の設備を確認しましょう。
一人暮らしの費用は家具・家電だけではない!その他にかかる初期費用は100万円?
一人暮らしをする場合、家具・家電以外にもかかる初期費用はあります。ここでは、家具・家電以外にもかかる一人暮らしの費用についてご紹介します。
一人暮らしの初期費用は家賃などにもよりますが、100万円程度かかると言われています。
もし、初期費用の用意が厳しければカードローンを利用するのもありでしょう。
一時的に借りるのであれば、利息額も少なくて済むので、借金返済も楽になります。
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賃貸物件の契約費用
一人暮らしを始めるとなれば、物件を契約しなければならないため、賃貸物件の費用がかかります。一人暮らしをする際にかかる、賃貸物件の契約費用は、以下の通りです。
項目 | 費用相場 |
敷金 | 家賃1〜2ヶ月分 |
礼金 | 家賃1〜2ヶ月分 |
仲介手数料 | 家賃1ヶ月分 |
日割り家賃 | 入居日から月末までの日数分家賃 |
火災保険料 | 1.5〜2万円 |
保証料 | 家賃0.5〜1ヵ月 |
鍵の交換費用 | 1〜2万円 |
このように、入居前にはさまざまな費用がかかるため、まとまったお金が必要になります。
家具・家電の費用と合わせると、高額な費用になりがちですが、中には敷金・礼金がかからない物件もあります。そのような物件に引っ越すことができれば、初期費用は大幅に削減できるでしょう。
引っ越し費用
引っ越しをする場合であれば、引っ越しの作業費用がかかります。
引っ越し費用も、時期や条件などによって異なりますが、一人暮らしであれば3〜10万円を見ておく必要があります。
もし、引っ越し費用をなるべく安く抑えたい方であれば、3〜4月の繁忙期の引っ越しや荷物の量を減らすなど、工夫することが大切です。
また、一括査定サイトを利用して、より安く依頼できる引っ越し業者を探すのも1つの方法です。
例えば、引越しの「一括見積もりサイト」の「引っ越し侍」では、条件や必要項目を入力すると、その条件に該当する引越し業者に見積もり依頼を出してくれます。
複数の業者から見積もりがくるため、安い引っ越し業者を選びやすいでしょう。
一人暮らしに必要な家具・家電をお得に購入する方法
一人暮らしにかかる家具・家電の費用相場を中心にお伝えしてきましたが、中には「なるべく費用を抑えたい」と思っている方もいるでしょう。
家具・家電の費用を抑えることができれば、初期費用も軽減でき、経済的な負担を軽くできます。
そこでここでは、一人暮らしに必要な家具・家電をお得に購入する方法をご紹介します。
中古品を購入する
まずは、中古品を購入することです。
中古品は新品の家具とは違い、すでに誰かが使用したものとなるため、その分価格が低めに設定されています。
特に一人暮らしが終わって家具がいらなくなった場合、新品を購入するのはもったいないと感じる人もいるはずです。
そのような人たちは、価格が安い中古品を購入して、初期費用を抑えるのも1つの手です。
お得に家具・家電を購入したいのであれば中古品を検討しましょう。
家電量販店のセット販売を活用する
家電量販店のセット販売を活用するのも、お得に家具を購入する方法です。
毎年2月中旬を過ぎると、ヨドバシカメラやヤマダ電機などの家電量販店にて、新生活の応援を目的としたセールやキャンペーンが行われます。
4月からの入学や就職などで一人暮らしを始める方を対象に、一人暮らし用の洗濯機や冷蔵庫・電子レンジなどをセットにして売り出します。
家電や家具などをそれぞれ個別に購入するよりも価格が安いため、お得に家具・家電を揃えられるでしょう。
また、製品を揃えるためにわざわざ複数の店舗を回らずに済むため、購入の手間や労力なども抑えられます。
家具・家電付きの賃貸物件を契約する
賃貸物件を契約する際、すでに家具・家電がついている賃貸物件も存在します。
家具・家電付きの物件に契約すれば、わざわざ家電量販店で家具や家電を買う必要がありません。
その分、初期費用を抑えることができ、経済的な負担を減らせます。もし、家具・家電にそこまでお金をかけたくないと思う方がいれば、あらかじめ家具・家電付きの賃貸物件を探しておきましょう。
一人暮らしにかかる初期費用のシミュレーション
ここまで、一人暮らしの家具・家電費用やその他初期費用についてお伝えしましたが、実際にどのくらいトータルで費用がかかるのか気になる方も多いでしょう。
そこでここでは、具体的な例を用いてトータルの費用をシミュレーションしてみます。
例①:東京都内から東京都内に引っ越し(家賃8万円の1DK)
敷金/礼金 | 8万円/なし |
仲介手数料 | 4万円 |
火災保険料 | 1万5,000円 |
鍵交換費用 | 2万円 |
保証会社 | 4万円 |
引越し費用(15キロ圏内) | 4万円 |
家具・家電 | 20万円 |
物件によって異なりますが、上記の場合、礼金がかからない物件であるため、契約費用は若干抑えらえています。
ただし、家具・家電を1から揃えているため、初期費用はそれなりにかかっていることがわかります。
例②:千葉県内から埼玉県内引っ越し(家賃5万円の1K)
敷金/礼金 | 5万円/5万円 |
仲介手数料 | 2万5,000円 |
火災保険料 | 1万5,000円 |
鍵交換費用 | 2万円 |
保証会社 | なし |
引越し費用(15キロ圏内) | 5万円 |
家具・家電 | 家具・家電付きの物件のため、生活雑貨品1万円 |
こちらは、千葉県内から埼玉県内の1K物件への引っ越しを具体例にしてみました。
敷金・礼金はかかったものの保証料はかからず、しかも家具・家電付き物件であるため、その分初期費用が大幅に安くなっていることがわかります。
初期費用を抑えるためには家電のサブスクがおすすめ!一人暮らしに最適な家電サブスク2選
一人暮らしの初期費用を抑えるためには、家具・家電のサブスクがおすすめです。家電のサブスクは初期費用をかけずに、高価な家電や最新の家電などを使えるため、今人気のサービスです。
とはいえ、家電サブスクには多くの種類がありますから、どれを選べばいいか迷いますよね。
ここでは、一人暮らしに最適な家電サブスク3つをご紹介します。
subsclife:デザイン性に定評あり
「subsclife」は、株式会社subsclifeが運営する家具・家電を月額500円〜レンタルできるサブスクサービスです。
プロのコーディネーターが選んでくれるため、どんな家具・家電を揃えればいいか迷っている一人暮らしの方でも安心して利用できます。
subsclifeの特徴は、利用期間を自由に選択できることです。3〜24か月の間で設定できるため、自分がどのくらい一人暮らしをするのかを踏まえて好きな家具・家電を選べます。
また、家具・家電製品のメンテナンスが充実している点も魅力です。万が一、火災や台風などの被害で製品を壊してしまった場合でも、無償で修理や交換を行ってくれます。
仮に自分の粗相による破損でも、利用総金額の10%または送料の支払いのみで新品への交換が可能です。
運営元 | 株式会社subsclife |
月額料金 | 月々500円〜 |
発送 | 最短7日~1ヶ月 |
レンタル期間 | 3ヶ月~ ※購入可能 |
CLAS:初期費用0円
「CLAS(クラス)」は、月々440円から利用できる家具・家電のレンタルサブスクリプションサービスです。家具・家電の他にも、ベビーグッズや観葉植物なども取り扱っています。
特徴は、家具・家電の取り扱いが豊富なことです。合わせて1,200種類以上の製品があるため、自分が思い描いている部屋の模様やライフスタイルなどにあったものを選べます。
基本的に取り扱っている家具・家電製品はシンプルなデザインが多いため、どの部屋でもマッチさせることができます。
さらに、メンテナンス面でも安心できる点がメリットです。自分の不注意で家具や家電を壊してしまったり汚してしまったりしても、無料で返品・交換ができます。
そのため、利用者は安心して長くサービスを利用できるでしょう。
運営元 | 株式会社クラス |
月額料金 | 月々440円〜 |
発送 | 7日程度 |
レンタル期間 | 1ヶ月〜 |
まとめ
本記事では、一人暮らしの家具・家電にかかる費用についてご紹介し、シミュレーションやお得に購入する方法なども解説しました。
家具や家電にかかる費用は、一人暮らしとはいえそれなりにまとまったお金がかかります。他にも、賃貸物件の契約費用や引っ越し費用などもかかるため、トータルで高額な初期費用がかかりがちです。
少しでも初期費用を抑えるためには、家電量販店のセット販売を利用したり家具・家電付きの物件を選択したりするべきでしょう。
家電サブスクサービスであれば、初期費用をかけずに月額数100円からレンタルできるため、おすすめします。