クレジットカードには、一般カードと言われるものや、世界最強と呼ばれるステータスカードなど、さまざまな種類があります。
中には、「還元率が高くてポイントが貯まりやすいカードが知りたい」、「よく利用するお店で使えて、特典が充実しているカードはどれ?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、月20万円使う人におすすめのクレジットカードを具体的に解説しています。
クレジットカードを2枚以上持つ際に最強の組み合わせや、年会費を抑えて使えるゴールドカードも紹介しているため、カード選びの参考にしてください。
月20万円使う人におすすめのクレジットカード:還元率が鬼高い究極の1枚

月20万円をカードで支払うなら、できるだけポイントの取りこぼしがないような還元率の高いカードを選びたいですよね。ここでは、クレジットカード還元率の鬼と言っても過言ではない、おすすめ3選を紹介します。
どれも年会費無料でコストを抑えて使えるため、クレジットカード年間利用額が100万円〜150万円未満の方にも最適な1枚です。
JCB カード W
株式会社ジェージービーが発行している「JCBカードW」は、18歳〜39歳の方が申し込める、高還元率カードです。いつでもどこでもJCB一般カード比でポイント2倍。還元率は1%で、1000円につき2ポイントが還元されます。
Amazonやセブンイレブン、スターバックスなどのパートナー店における利用で、最大21倍もポイントが貯まるのも魅力。JCBパートナー店をよく利用する方にはメリットが大きいため、申込前に専用サイトから具体的な店舗名をチェックしておきましょう。
なお、パートナー店で利用する際は、あらかじめJCB ORIGINAL SERIESのサイトで還元率をアップさせたいお店の登録が必要な点に注意が必要です。さらに、JCBが運営する「Oki Dokiランド」というサイトを経由すると、いつものネットショッピングで貯まるOki Dokiポイントが最大20倍になります。
39歳以下で、ポイントのたまりやすさを重視する人にとっては、まさに究極の1枚です。ナンバーレスの場合は、最短5分でカード番号の発行が可能なため、お急ぎの方もぜひチェックしてみてください。
JCB カード Wの基本情報
ポイント還元率 | 1.0〜5.5%※ |
ポイント種類 | Oki Dokiポイント |
年会費 | 無料 |
利用上限 | 100万円 |
申込条件 | 18歳〜39歳(高校生を除く) 39歳までの入会で40歳以降も使用可能 |
追加カード | 家族カード、ETCカード |
国際ブランド | JCB |
カード発行日数 | 最短3営業日 |
ライフカード
ライフカードは年会費無料かつ審査が比較的通りやすいため、初めてのクレジットカードとしても人気です。学生や主婦などにも多く選ばれています。通常のポイント還元率は0.5%ですが、入会初年度はポイントが1.5倍、誕生月には3倍にアップします。
ポイントアップ対象期間に積極的にカードを使うことで、ポイントが貯まりやすいのが特徴です。年間利用額に応じてポイント付与率が変動する仕組みも導入されており、最大で基本還元率が2倍になります。
さらに、ライフカードが運営する会員限定ショッピングモール「L-Mall」を利用すると、最大25倍のポイント還元が受けられるのも魅力です。「L-Mall」は、楽天やnissenをはじめとする500以上の店舗と提携しています。カード申込を検討する際には、提携店の中によく使うお店があるかどうかをチェックしておくとよいでしょう。
ライフカードの基本情報
ポイント還元率 | 0.5〜1.5% |
ポイント種類 | LIFEサンクスポイント |
年会費 | 無料 |
利用上限 | 200万円 |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
追加カード | 家族カード、ETCカード |
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB |
カード発行日数 | 最短2営業日 |
三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)は、メガバンクが発行する銀行系クレジットカードで、信頼性の高さも魅力の1つです。
ポイント還元率は通常0.5%と一般的なクレジットカードと変わりませんが、コンビニや人気ファストフード店などでの利用で、高還元が狙えるメリットがあります。具体的には、セブンイレブンやローソン、マクドナルドで三井住友カード(NL)を利用すると、200円につき+ 2%のボーナスポイントがもらえる仕組みです。
Visaのタッチ決済やMastercardのコンタクトレス支払いを利用すると、さらに+ 2.5%ポイントが還元され、最大5.0%ものポイント還元が受けられます。ただし、一部店舗では5.0%還元にならない場合があるため注意が必要です。
また、対象店舗の中からよく利用するお店を3つ選んで登録しておけば、登録店舗で200円購入するごとに+ 0.5%ポイントが還元されるのもメリットです。カード到着を待たずに使える即時発行サービスなら、審査完了から最短30秒でカード番号が発行されます。
三井住友カード(NL)の基本情報
ポイント還元率 | 0.5〜5.0% |
ポイント種類 | Vポイント |
年会費 | 無料 |
利用上限 | 100万円 |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
追加カード | 家族カード、ETCカード |
国際ブランド | Visa、Mastercard |
カード発行日数 | 最短3営業日 |
月20万円使う人におすすめのクレジットカード:最強の2枚

クレジットカードユーザーの中には、複数枚を使い分けている方が多いのではないでしょうか。ここでは、「月20万円使う人にとって最強の2枚」として、以下の3つの組み合わせを紹介します。
三井住友カード ゴールド(NL)×ライフカード
三井住友カードゴールド(NL)は、年間100万円以上利用すると翌年以降の年会費が永年無料になるため、お得にゴールドカードが持てる部分が魅力です。安全性や信頼性も高いクレジットカードですが、最低限の保険しか付帯していないデメリットもあります。
一方、ライフカードは「旅行傷害保険付き」タイプを申し込めば、国内外の旅行保険やショッピング保険など、保険内容を充実させられるのが特徴です。
普段使いのクレカとして万能な三井住友カードゴールド(NL)と、保険内容を底上げしてくれるライフカードの2枚は、最強の組み合わせと言えるでしょう。
JCBカードW×三井住友カード(NL)
JCBカードWと三井住友カード(NL)は、どちらもポイント還元率が高いのが特徴で、2枚持つことで還元率がアップするお店が多くなる点もメリットです。両者とも年会費無料で使えるため、コストを抑えながら、ポイントをたくさん貯めたいという方に最強の組み合わせです。
三井住友カード(NL)は、VisaまたはMastercardの国際ブランドから選択できます。JCBカードWと組み合わせると、国内外のほとんどの地域でカード決済が利用できるのも嬉しいポイントです。幅広いキャッシュレス決済にも対応しているため、クレジットカードを便利に使いこなしたい方にも向いています。
【JCB カード Wの詳細はこちら】
JCBカードW×楽天カード
JCBカードWはAmazon、楽天カードは楽天市場でそれぞれポイント還元率がアップします。2大オンラインショップ両方で効率よくポイントが貯められるため、日頃ネットショッピングを利用する方にとっては、最強の2枚です。
また、楽天ポイントの加盟店は500万店舗を超えており、オンラインショップ以外でもポイントが貯められます。さらに、提携ショップでカードを提示すると、クレジットカードのポイントに加え、楽天ポイントが二重に貯められるのも大きな魅力です。
年間利用額が300万円を超える人におすすめのクレジットカード

キャッシュレス決済の普及により、買い物や固定費の支払いなどで、クレジットカードを頻繁に利用する方も多いのではないでしょうか。クレジットカードの利用頻度に応じて、利用上限額が高く、ハイグレードなカードを選ぶことで、ワンランク上の特典やサービスが受けられます。
ここでは、年間利用額が300万円や400万円に及ぶ高額ユーザーにおすすめしたい、優秀なクレジットカードを3つ紹介します。
JCBカードゴールド
JCBカードゴールドは、初年度は年会費無料で使用できるため、ゴールドカードを試してみたい方も気軽に申し込める点が魅力です。優待サービスも充実しており、国内の主要空港に加え、ハワイ・ホノルルの国際空港内のラウンジが無料で利用できます。
予約が難しい名門コースや、全国約1,200か所のゴルフ場の手配を依頼したり、有名コースでのゴルフコンペに参加したりできるため、ゴルフ好きには特に嬉しい1枚です。
さらに、旅行中のトラブルに対して最大1億円が補償される海外旅行傷害保険が付帯しています。JCBカードゴールドで購入した品物に生じた損害を補償する、ショッピングカード保険も利用できるため、安心して使える1枚です。
JCBカードゴールドの基本情報
ポイント還元率 | 0.5〜5.0%※ |
ポイント種類 | Oki Dokiポイント |
年会費 | 11,000円・初年度無料 |
利用上限 | 300万円 |
申込条件 | 20歳以上(学生等を除く) |
追加カード | 家族カード、ETCカード |
国際ブランド | JCB |
カード発行日数 | 最短3営業日 |
ANAアメリカン・エキスプレス(ゴールド)
ANAアメリカン・エキスプレス(ゴールド)は、ANAを利用する方に欠かせない、おすすめの1枚です。普段のお買い物で、無期限ポイントが100円につき1ポイント貯まり、ANA航空券や旅行商品など、ANAグループ利用時には通常の2倍ポイントが貯まります。
ANAカードマイルプラス加盟店でカードを利用すると、通常ポイントに加え、100円につき1マイルがダブルで獲得できるのも嬉しいポイント。入会時に2,000マイル、毎年の継続時にも2,000マイルが受け取れるため、効率よくマイルが貯められます。
最大1億円まで補償される海外旅行傷害保険のほか、飛行機の遅れによる臨時出費を補償する航空便遅延補償などのサービスが充実。急なケガや病気などにより、カード払い済みの旅行に行けなくなった場合でも、キャンセル費用の損害を年間最大10万円まで補償してくれます。
国内外を問わず、カードで購入した商品のほとんどが購入から90日間・年間最大500万円まで損害補償を受けられるため、さまざまなシーンで安心かつ快適に使えるカードです。
ANAアメリカン・エキスプレス(ゴールド)の基本情報
ポイント還元率 | 1.0〜2.0%ANAグループでのマイル付与率は3.0% |
ポイント種類 | ANAアメリカン・エキスプレス・メンバーシップリワード |
年会費 | 34,100円 |
利用上限 | 利用実績等により500万円以上も可能 |
申込条件 | 20歳以上(学生等を除く) |
追加カード | 家族カード、ETCカード |
国際ブランド | AMEX |
カード発行日数 | 最短4営業日(平均10日) |
【ANAアメリカン・エキスプレス(ゴールド)の詳細はこちら】
dカードGOLD
dカードGOLDは、ドコモユーザー向けの特典が充実したクレジットカードです。例えば、毎月の携帯料金やドコモ光の利用料金のうち、10%ポイントが還元されるメリットがあります。
年会費は通常11,000円ですが、ドコモユーザーの場合は月々のポイント還元を年会費に充てられるため、ランニングコストを抑えてゴールドカードが使える点も魅力です。dポイント加盟店でポイントを貯めるだけではなく、1ポイント1円として利用できます。
貯まったdポイントは携帯料金に充当できるほか、iDキャッシュバックやJALマイルへ交換可能で、幅広く活用できる点も魅力です。さらに、dカードGOLDを使った前年の買い物累計額が100万円以上で11,000円相当、200万円以上で22,000円相当の特典が受けられます。
海外旅行保険や国内旅行保険に加え、携帯電話の紛失や修理不能の際にも購入から3年間・最大10万円が補償されるなど、各種サポートも充実した1枚です。
dカードGOLDの基本情報
ポイント還元率 | 1.0〜10.0% |
ポイント種類 | dポイント |
年会費 | 11,000円 |
利用上限 | 300万円 |
申込条件 | 20歳以上(学生等を除く) |
追加カード | 家族カード、ETCカード |
国際ブランド | Visa、Mastercard |
カード発行日数 | 到着まで最短5日 |
まとめ

今回は、月に20万円使う人におすすめのクレジットカードや、最強の組み合わせについて紹介しました。クレジット決済をよく利用する方におすすめのカードの中にも、さまざまなタイプがあります。
記事を参考に、好みやライフスタイルに合った、お気に入りのクレジットカードを見つけてください。