電子レンジとオーブン機能を兼ね備えるオーブンレンジは、料理やお菓子作りなどで必要不可欠な商品です。
各メーカーから多くの製品が発売されていますが、「どの機種を選んだらいいかわからない」「買ってはいけないメーカーはある?」など、迷っている方も多く見られます。
オーブンレンジの耐久年数は7〜10年と基本的に長く使う家電ですから、購入後に後悔するような事態は避けたいものです。
失敗避けたいのであれば、パナソニックオーブンレンジのサブスクを使ってみるのがおすすめ。
初月980円で利用して自分に合うかどか試せるので、オーブンレンジを決めかねている方におすすめです。
そこでこの記事では、買ってはいけないオーブンレンジの特徴をご紹介し、家電マニアの僕がおすすめしたい買ってよかった製品も解説していきます。
買ってはいけないオーブンレンジの特徴
早速ですが、買ってはいけないオーブンレンジの特徴を解説します。下記の4つの特徴に当てはまる製品は、できれば避けておきたいものです。
- 中古品で年式が古すぎるもの
- 調理目的に合わせた温度の設定ができない
- 多機能すぎるもの
- 設置場所に合わないもの
以下で詳しく解説していきます。
中古品で年式が古すぎるもの
まず、中古品で年式が古すぎるものはあまりおすすめできません。
というのも、中古のオーブンレンジは単純に壊れやすく、前の所有者の扱い方次第では、製品の状態が良くないことが考えられるからです。
基本的に、オーブンレンジは長くて7〜10年使用するものです。中古品の場合、すでに寿命が近いことも考えられます。新品と比較すると圧倒的に壊れやすいことから、安く購入できたとしてもすぐに買い直さなければならない可能性も高いです。修理費用や買い直しで、結局無駄な出費が多くなることも。
これでは長く使うことができず、結果的にコスパが悪くなります。
また、中古品で年式が古すぎると、メーカーのサポート期間が終了していることも避けた方がいい理由の1つです。
サポート期間が終了していると、たとえ不具合や故障が起きても直してもらえません。このように、中古品は新品と比較すると何かと不便に感じることが多いため、オーブンレンジは新品の購入をおすすめします。
調理目的に合わせた温度の設定ができない
調理目的に合わせた温度の設定ができないものは、あまりいいオーブンレンジとは言えません。
特に、お菓子やパン作りなどオーブン機能を使用する場合は、温度設定が命です。そのため、目的に合わせた温度設定ができないと、「うまくふくらまない」「中が生焼け」など焼き上がりに不満が出てくることになるでしょう。
せっかく出来上がった料理が、温度設定ができないことで美味しく無くなってしまうとがっかりしますよね。そのような状態にならないためにも、オーブンレンジを購入する際は、以下の設定があるかどうか確認するべきです。
- 10℃刻みでオーブンの温度設定ができる製品
- 作りたい料理・お菓子の温度域をカバーしている製品
もし、上記2つに満たしていなければ、購入するのはやめておきましょう。
多機能すぎるもの
多機能すぎるオーブンレンジも、購入するのにはおすすめできません。
オーブンレンジの基本的な機能は、電子レンジ加熱・オーブン・グリルの3つですが、メーカーによって特徴のある機能が搭載されているものも存在します。
多機能であれば便利に思われますが、その分価格が高くなりますし、使わない機能が必ず出てくるため、コスパが悪くなりがちです。また、機能があればあるほど構造が複雑になり、単調な製品に比べて不具合が起こるリスクも高まります。
オーブンレンジは、本当に使用する3つ(電子レンジ加熱・オーブン・グリル)の機能が最低限ついていれば、問題なく利用できます。
多機能すぎるものを選ぶのは、コスパが悪くなり無駄な出費に繋がるため、「機能が多くて使いこなせるか不安」「凝った料理を作らない」という方は購入を控えるべきでしょう。
設置場所に合わないもの
設置場所に合わないものは、当然ながら購入するのは避けるべきです。
オーブンレンジは、機器そのものの設置スペースに加え、放熱・排熱のためのスペースも確保する必要があります。
ぴったり収まるからと言って購入すると、高音による壁焼けや火事の原因となってしまい、火事を引き起こしたりする可能性が高いです。大怪我や命の危険に晒されるなど、取り返しのつかないようなことにもなりかねません。
火事を引き起こさないようにするためには、設置する際は熱を逃すため、オーブンレンジ裏(背面部)と上部のスペースに余裕を作ることが大切です。
あまりにもぴったりすぎたり、幅が狭くてレンジ自体が入らなかったりなど、設置場所に合わないものは、購入するべきではないでしょう。
買ってはいけないオーブンレンジ!壊れやすいメーカーは?
買ってはいけないオーブンレンジの特徴がわかったところで、事前に壊れやすいメーカーを把握したいと思っている方もいるでしょう、
結論からお伝えすると、オーブンレンジは国内大手でも初期不良があるため、一概にどのメーカーが壊れやすいという判断はできません。しかし、名前を聞いたこともないような海外の粗悪なメーカーはサポートがなかったり、不具合が起きた際に連絡をとりにくかったりするため、避けるべきです。
オーブンレンジは、長年使っていると劣化する製品ですから、サポートできなかったり連絡が取れないと生活に支障をきたすことになります。
国産メーカーであれば、品質もしっかりしており、サポート体制も万全であるため、安心して利用できるでしょう。
買ってよかったと評判のオーブンレンジおすすめ機種:型落ちで安い。日立など
ここまで買ってはいけないオーブンレンジの特徴を解説しました。これからオーブンレンジを選ぶ方の中には、「結局どれがおすすめ?」「何を買えば正解?」と迷う方も多いのでは?
そこでここからは、買ってよかったと評判のオーブンレンジをご紹介します。まずおすすめしたいのは、「型落ちで安い」機種です。オーブンレンジは数年型落ちしても、機能性が大きく変わることはありません。
たった半年〜1年型落ちしただけでも、販売価格が半額以下に下がっている場合もあるため非常にお得です。しかも、あらかじめ評判の良い製品を知っておくことで、購入してから「あれがよかった」などと後悔することを防げます。
ということで、型落ちオーブンレンジのおすすめを厳選して3機種解説していきます。
日立 電子レンジ オーブンレンジ 22MRO-HE4Y R
日立のオーブンレンジ「 22MRO-HE4Y」は、機能性が高いことで有名です。しかも大手メーカー日立製品なので品質もサポート体制も良く、安心して利用できます。
日立のオーブンレンジの強みは、使いやすさです。よく使うオートメニューがダイレクトキーで使いやすいと評判です。あたためもオーブン調理もテーブルプレート1枚でOK。ちなみにトーストは同時に2枚をオートで焼けるため忙しい朝に助かります。レンジ機能も優秀で、おかずもご飯もムラなく温められます。
さらに、お手入れが楽な点も魅力。 庫内底面に、日立独自の「外して丸洗いテーブルプレート」を採用していますので、汚れても外して丸洗いできます
価格(amazon) | ¥25,800 |
サイズ | 幅48.3×奥行38.8×高さ34.0cm |
容量 | 22L |
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シャープ 過熱水蒸気 オーブンレンジ 31L コンベクション RE-SS10-XW
シャープのオーブンレンジ「 RE-SS10-XW」は、コンパクトなのにお菓子やパンがたっぷり焼ける2段構造が嬉しい機種です。
過熱水蒸気とヒーター加熱で、「ノンフライの揚げ物」や「焼き物」もおいしく自動調理可能。油を使わないため、ヘルシーで健康的です。
さらに、蒸気でしっとりとした仕上がりにできる「あたため機能」やすぐに調理できる状態に解凍する「全解凍」機能などがついています。
コンパクト設計なので、場所を取らず狭いキッチンにも収まりがいいです。
価格(amazon) | ¥41,800 |
サイズ | 幅405×奥行315×高さ235mm |
容量 | 31L |
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アイリスオーヤマ オーブンレンジ 18L MO-F1805-W
アイリスオーヤマのレンジは、11種類のオートメニュー付きオーブンレンジです。コンパクトなのに無駄のない機能性が人気の機種です。オーブン調理やグリル機能が優秀で、料理のレパートリーが増えたと口コミでも高評価。
温める、焼く(グリル、オーブン)、解凍など基本的な機能を備えています。
オーブン機能は、上下のヒーターでしっかりと庫内をあたため、中はふっくら外はカリッとした仕上がりに。110℃〜200℃の温度設定ができるので、お菓子作りやグリル料理など本格的なメニューも幅広く楽しめるでしょう。
さらに、庫内はフラットタイプなので、出し入れもスムーズ。使い終わったらさっと拭くだけでお手入れ完了です。使い勝手が良く高齢の方にも扱いやすい機種です。
価格(amazon) | ¥18,800 |
サイズ | 幅約47.0×奥行約36.0×高さ約29.4 |
容量 | 0.2 L |
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買ってよかったと評判のオーブンレンジおすすめ機種:主婦に人気。パナソニックなど
ここでは、買ってよかったと評判の主婦に人気のオーブンレンジをご紹介します。
日立 スチーム オーブンレンジ ヘルシーシェフ 31L MRO-S8Y R レッド
画像:amazon
日立のオーブンレンジ「ヘルシーシェフMRO-S8Y」は、「重量センサー」を搭載したワイド&フラット庫内オーブンレンジです。
食品の重さを重量センサーで測り、加熱量を算出し、オートで調理します。温度・時間設定の必要がなく、「牛乳」「野菜下ゆで」「解凍」なども全て自動。100℃以上に高めた過熱水蒸気で調理するため、余分な油が落ちてヘルシーに仕上がります。
ちなみにオーブンは1段ですが250度まで設定可能で、クッキーなら1度に48枚焼ける大容量型。2段オーブンのように焼きムラの心配がありません。
さらに、毎日のお手入れが簡単、使いやすい点も魅力。庫内の丸洗いテーブルプレートは取り外して丸洗いできます。
価格(amazon) | ¥34,020 |
サイズ | 幅48.7×奥行43.0×高さ36.5cm |
容量 | 31L |
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パナソニック オーブンレンジビストロ 30L NE-BS808-K
画像:amazon
パナソニックのオーブンレンジ「 NE-BS808-K」は、70℃~300℃の範囲内で調理ができるオーブンレンジです。
特に「あたため機能」は、メニューに適した加熱方法と調理時間を自動でコントロールでき、約50秒〜1分で、ごはんやおかずを温められます。
さらに、「両面グリル」でこんがり焼ける高火力スピーディーグリル機能も搭載。食材ごとに、スチームの温度、量、噴射タイミングをレンジがきめ細かくコントロールします。手軽に料理をしたい方には、使い勝手が良いと言えるでしょう。
価格(amazon) | ¥75,000 |
サイズ | 44.5 x 49.4 x 37 cm |
容量 | 30L |
【 パナソニック オーブンレンジビストロ 30L NE-BS808-Kはこちらから】
まとめ
本記事では、買ってはいけないオーブンレンジの特徴をご紹介し、買ってよかった製品も解説しました。
オーブンレンジは、料理をするのに必要不可欠であり、長く使用するものです。そのため、中古品で年式が古すぎたり、多機能すぎてコスパが悪かったりなどが懸念される製品は良くありません。
長く愛用するためには、必要最低限の機能が搭載している大手国産メーカーのオーブンレンジを利用すると良いでしょう。
もし、どのオーブンレンジを購入すればいいか迷う方がいましたら、本記事でご紹介した5つを検討してみてください。
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