FPオーちゃんの「マネーのとびら」【第15 回】生命保険のプロ・株式会社エフピーエス代表取締役会長～須永利治さん～をお迎えして＃政治経済

HOME　>
FPオーちゃんの「マネーのとびら」　>
FPオーちゃんの「マネーのとびら」【第15 回】生命保険のプロ・株式会社エフピーエス代表取締役会長～須永利治さん～をお迎えして＃政治経済

2024/03/18【ぐんま】FPオーちゃんの「マネーのとびら」【第15 回】生命保険のプロ・株式会社エフピーエス代表取締役会長～須永利治さん～をお迎えして＃政治経済

番組を聴く

一時停止

第1回目では、ＮＩＳＡというのは、少額投資非課税制度のことで、ある一定の条件の下で株式や投資信託に投資した場合、そこから得られる配当金、分配金や売却した利益に対して、本来かかるべき税金、おおむね利益の20％が非課税になる制度ですというお話をしました。
今回は、NISAを利用するにどうしたらよいかについてお話しします。
NISAを利用するには、銀行や証券会社などにNISA口座を開設する必要があります。
①日本国内に住んでいる18歳以上（厳密にいうと、利用する年の1月1日時点で18歳以上の成人の方）ならどなたでも開設できます。つまり、年の途中で18歳になってもまだ口座は作れないということになります。
②口座は１人につき１口座のみ開設可能です。
③金融機関の変更は、年単位で可能です。
もちろん、現在取引している銀行や証券会社でＮＩＳＡ口座を開設することができますし、新たな金融機関でＮＩＳＡ口座を開設することもできます。
ただここで注意しなければいけないのは、前回もお話ししましたが、口座は一人につき1口座のみ、つまり一つの金融機関にしか作れないということです。

新ＮＩＳＡには「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の2つの投資枠があります。
「成長投資枠」というのは、成長が見込める企業や業界に投資し、企業価値の拡大および株価の上昇で資産増加を目指すという目的のものなので、上場株式と一部のものを除くほとんどの投資信託、ＥＴＦ（上場投資信託）です。つみたて投資枠に比べ、高いリターンが見込める商品を選ぶことができるため、積極的に利益を狙った場合でも非課税で投資・運用が可能です。
一方、「つみたて投資枠」の対象商品は安定的な資産形成を目指す、長期・積立・分散投資に適した商品となるよう次の条件を満たす、金融庁に届け出のあった投資信託等に限定されます。
①信託期間が無期限または、20年以上
②販売手数料が不要（無料）
③分配頻度が毎月ではない
④信託報酬が低率
この条件を満たす商品については、2月29日現在で282本の投資信託が選定されていています。
282本の投資信託の中から各金融機関が選択した商品の中から、皆さんが投資するものを選ぶことになります。
どのような商品があるのかについては次回以降にお話しします。

今日は生命保険のプロ中のプロである須永利治さんに、生命保険についてのいろいろお話を聞きたいと思います。
生命保険文化センターの2022年度「生活保障に関する調査」によると、生命保険に加入している人は、男性では77.6％、女性では81.5％となっているということで、日本人のほとんどが生命保険に加入している状況です。
一方で、私たちＦＰがライフプランの見直し相談を受けると多くの場合、まず生命保険の見直しを検討することが多い感じがします。

・生命保険のメリットについて
・年代、家族構成による生命保険加入の仕方についてのポイント
・できるたけ安く、しかも効果のある方法ってあるの？
・生命保険見直しのタイミング
・生命保険活用法の具体例