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  • 2022/12/15【AMOR】あかいゆかりのお福わけRADIO【第119回】 KINOPPI株式会社 会長兼CEO 紀林さん

    番組を聴く 一時停止

    人と人とが分かち合い広がる豊かな世界
    あかいゆかりのお福分けRADIO 

    本日のゲストはこの方!

    「KINOPPIの家 はじめのいっぽ」 
    KINOPPI株式会社 会長兼CEO  紀林さまです。

    障害を持つ方が 住みなれた街で、
     住みたい家を、自由に選べる。  
    そんな
     「個別サポート付き住宅事業」を
    提供されておられる紀さん。
    福祉事業はハードルが高い?

    いえ、難しくないんです。
     誰でもできるんです。

    とおっしゃる紀さんの熱い想い
    ぜひお聴きくださいませ。

    *************************
    <ラジオダイジェスト>

    ◉共同生活援助事業のKINOPPI
    ◉家族で取り組める、家族の輪が広がる事業  
    ◉未経験でこの事業を始められたきっかけ
    ◉福祉を始めるのはハードルが高いの?
    ◉どんな人が集まる仕事?
    ◉障害により配慮が必要な方のための地域社会作り 
    ◉「住まいが選べること」を叶える
    ◉個別サポート付障害者向け住宅支援というモデル 
    ◉地域の雇用と受け皿を生み出す仕組み
    ◉実は福祉は誰でもできる  
    ◉紀さんからのメッセージ
    ________________________
    <ご事業内容>

    ➀共同生活援助事業(障がい者グループホームの運営)
    ②社会起業家育成事業
    (障害福祉経営勉強会・オンラインサロンの運営、
    障がい者グループホームの開業・運営サポート)
    ➂不動産賃貸業
    ________________________
    <名前の由来>

    キノッピの家
    (屋号:きのという名前から。あまり考えずにつけました笑)
    ________________________
    <利用対象>

    主に精神障害と知的障害のある方(一部難病も有)
    ・統合失調症(鬱)
    ・双極性障害
    ・適応障害(比較的軽度の方が多い)等
    ・発達障害
    ・高次脳機能障害

    他、様々ありますが、
    その中でも症状の軽く、
    自立度が高い方を対象に
    ご利用いただいています。
    (障害認定区分でいうと1~4の方が対象※)
    _________________________
    <キノッピの家の特徴>

    ・一般的な戸建の住まい
    ・ファミリー向けのアパートを少人数でシェアするタイプ

    今1番人気があるのは、
    ・一人暮らし型アパートを1棟まるっと弊社が借り上げて、
    一人暮らし風に生活していただけるサポート付き住宅

    一人一人の症状や生活支援レベルに合わせて
    住まいのタイプを選ぶことができます。
    __________________________
    <経歴>

    ・大学卒業後、
    パチンコ屋さんでフリーターをしながらお金を貯め、
    冬は山に籠り、スノーボードに明け暮れる毎日を過ごす。

    ・27歳、首都圏でアミューズメント施設を
    展開する会社に入社。
    その後、商業施設の企画・設計デザイン・施工を
    おこなうグループ会社にて
    経営企画室の部門長としてキャリアを積む。

    ・2022年9月 
    18年間の会社勤めを終える。

    ・2022年10月 
    KINOPPI株式会社 会長兼CEOに就任   

    現在に至る
    ________________________
    <素敵な過去>

    母子家庭で育ち、小学校も転校を2回し、
    計3か所の学校に通ったので、
    状況・環境に適応する力が備わった反面、
    友達との思い出は少ない方だと思います。

    なので、結構、
    孤独でいることや環境変化や
    逆境に対する耐性が強いことを自覚しているのですが、
    もしかしたら、
    この幼少期の経験が自分に生きているのかもしれません。

    そんな感じでしたので、
    小学校・中学校と勉強も
    あまり集中して出来なかったのですが、
    高校受験の際、
    たまたま滑り止めで受けた私立高で特待生に選ばれ、
    学費を免除で通えることになり、
    母親がとても喜んでいたことが思い出に強く残っています。

    人生最初の成功体験だったと思います。
    _________________________
    <印象に残るエピソード>

    30年前の高校2年生の時に出会ったスノーボード。
    当時は、まだ日本に入ってきたばかりで、
    新しもの好きの自分はドハマリ。

    スノーボードというスポーツを広めたい思いで、
    大学では勉強そっちのけでサークルをつくり、
    ツアーの企画・運営からコーチまで一人でやり、
    大学を卒業したあともフリーターをしながら、
    シーズン中は、山形や新潟のスキー場に籠り、
    チームに所属しながらスノーボード三昧の毎日。

    この頃から、人に教えることや、
    広めることが好きだと自覚した気がします。
    _________________________
    <人生のターニングポイント>

    5年前に、双子の小学校のお受験に挑戦したこと。
    目標は子供達のレベルからすると高めの
    小中高一貫校で、他県の私立高だった為、
    合格すれば家族で引っ越しする必要があり、
    家の住み替えの準備と並行して
    受験勉強に取り組みました。

    準備期間も短く、
    受かるかどうかもわからないまま、
    決意だけで挑戦したのですが、
    現実はそう甘くはなく、
    結果は、
    娘が合格、息子が不合格。

    普段、
    大らかな息子から笑顔が無くなり、
    妻は泣き崩れ、
    「もう、頑張れない。無理。」と言われ、
    意気消沈したところから、
    あらためて6歳の息子と一緒に現実と向き合い、
    3か月後の2次募集の試験に向け、
    腹を決めて再挑戦。

    「自分ではない、
    しかも小学生にも満たない6歳の息子に、
    どうやったらこの成果を
    掴み取らせることができるのか。」

    息子の人生の責任者として、
    父親としての在り方を見つめなおし、
    息子との関わり方を改め、
    無事に合格させることができた経験から
    学んだことは、

    「人は、自分以外の為だからこそ、本気になれる。」

    ということ。
    こんな素敵な経験を私に
    プレゼントしてくれた息子にとても感謝しています。
    ______________________
    <将来の夢・今後実現したいこと>

    全国の「空き家ストックを活用」しながら
    地域にお住いの
    「シニアの社会参加の機会と雇用を活性化」させ
    障害により生活に配慮が必要な方、ご家族の支援をし、
    「にも包括ケアシステム」の中心として
    「8050問題」「親なき後問題」をビジネスで解決する
    「個別サポート付き障がい者向け住宅」という
    弊社のサービスモデルを、
    一緒に全国に整備・普及していく
    社会起業家を輩出することに努め、

    弊社の理念である

    「障害があっても
    住まいを選べる
    世の中をつくる。」

    ことで、超高齢化社会に貢献していきたい。
    ________________________
    <座右の銘>

    「人生は経験の総和でできている。」
    「お金で、時間を買い、時間で、経験を買う。」
    _______________________
    <紀さんの情報はこちら>

    ホームページ
    https://kinoppi.co.jp
    フェイスブック
    https://www.facebook.com/hayashi.kino









     
     

     


    ゲスト名 紀林様
    パーソナリティ あかいゆかり
    公開日 2022/12/15
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