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  • 2022/01/24【愛知213】第10回かっつぁん・万葉(かずは)のあとおし

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    皆さん、明けましておめでとうございます。
    昨年は沢山お聴き下さりありがとうございます。今年もよろしくお願い致します。
    機材トラブルにより遅くなってしまいましたが、今年一発目の放送となります。


    愛知213局 かっつぁん・万葉(かずは)のあとおし 第10回目の放送です。皆さんよろしくお願いいたします。

    この番組のメインのゲストコーナーは、あんな事をやってみたい。
    将来なりたい職業だけど色々不安でできない…
    そんな人たちへ、やっちゃえよ!って背中を押し、さらに頑張ってるゲストの方には、人に話す事により初心に戻り、「もう一丁がんばるか!」と励みになって頂きたい。

    そして、その道で頑張っている方の初めの一歩は?その道に辿り着くまでの過程は?
    SNSとは違い、リアルな経験にもとに基づくお話をしてきましてきます。

    第10回放送のゲストさんは、元甲子園球児 伊吹 好之さんにお越し頂きました。
    「夢あるリスナーへの参考になるメッセージ」も沢山頂きましたので、ガッツリ読んで下さい!


    【伊吹さんの高校野球時代の写真】



    昔の高校野球と今の高校野球に対して、何か思う事や意見はありますか
     

    今は、物理化学的に解明されて、スポーツをする情報や環境が整ってアスリートに成れる可能性が高くなっています。私達にとっては、とても羨ましいです。
    でも、古きを削ぎ落として洗練され過ぎてしまっては、趣が変わってしまう。
    メンタル面においては、欧米的よりも従来の日本的な方法が優れていて、間違えではないと考えています。
    決して精神論や体罰を推奨する訳では無いですが、高校野球で勝負を決するような場面では規律や辛い練習で培った絆や集中力が成果を実らせると信じています。
    中京高校で学び得た事は、伝統とプライドの重圧感の中で野球をやってきた自信を持つことができました。
    ゲームを楽しむと云う欧米的な感覚では、緊迫した場面で発揮デキるのは稀だと思います。
    WBCやオリンピックで日本が勝てたのも、日本的な鍛錬と国民性が礎にあって、それを証明していると思います。
    あと、苦言を呈すようですが...オトナが過保護的にルールを変更したり、規制し過ぎるのは反対です。
    コリジョンとか球数制限とかホントに必要でしょうか?疑問に感じます。

     




    【2年生夏 甲子園入場行進の写真】



    甲子園を目指している子供達に、今取り組む事は何かありますか?
     
    野球に限らず云える事だと思いますが、知識ばかり詰め込みすぎて頭でっかちにならず、アウトドアで遊びながら、体幹を造ることが大切。
    そして思いっきり走ったり、投げたり、振ったりする感覚を身につけて欲しいと思います。
    型に拘らずとにかく“おもいっきり”の感覚。そこがスタート地点。
    器具を使って決められたメニューをこなすのは限られた人にしかデキないし飽きが来るから...
    昔ながらの遊びの中にも基礎体力を向上デキる遊びは結構アルと思います。
    鬼ごっこや馬跳びや馬乗り、ゴム跳びだって、小学生には充分な基礎体力や体幹を鍛えることがデキると思います
    小学生の運動会に徒競走や対抗リレー、そして騎馬戦がオトナの都合で消されていくのを憂いています。
    そして小学生には野球をどんどん好きにナって欲しい
    そして、憧れた選手を見つけたら、よく観察して真似てみるのも上達のカギだと思います。
    中学生になって、野球部が無くても球技の部活動で鍛えて欲しい。卓球やバドミントンは、動体視力や敏捷性、瞬発力を養うのに適していると思います。
    此処まできたら、自分の進む道筋が少しずつ見えてくるんじゃないでしょうか。
    その後も野球でいきたいと思うのであれば、規律も鍛錬も覚悟の上で頑張るべきだと思います。



    【少年野球指導者時代の写真①】



    甲子園を目指す子供達にメッセージをお願いします。
     
    高校野球の2年半はレギュラーをそして甲子園を目指して切磋琢磨して頑張っている事でしょう。
    高校3年の夏が終わった時が分岐点になると思います。
    例えレギュラーになれなくても、甲子園に出れなくても、決して悲観的にならないで欲しいです。野球を続けていく上では “通過点” にすぎないからです。
    私は、メインである3年の夏にはベンチ入りも叶いませんでした。でも、ソレまではレギュラーもベンチワークも遠征試合もスタンドからの応援も総て体験デキました。
    そして何より名将と云われた滝、深谷、杉浦という3人の監督に野球を教えて戴いて野球の財産を得る事がデキました。
    少年野球の指導者となったとき、その体験をチーム創りに活かす事がデキました。
    先輩、同輩、後輩とも人脈を築け心の財産を得ました。
    今でも“中京” という絆の下に1つに纏まるという校風に誇りをもっています。
    野球が好きでさえあれば、年をとってもデキます!
    ソコには、笑い・涙・感動様々なドラマがアリます。人の輪も広がっていきます。
    私もカッちゃんも
    “生涯野球小僧”のつもりです(笑)熱い思いを受け継いでイって欲しいと願っています。

     
    【少年野球指導者時代の写真②】






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    ゲスト名 伊吹 好之さん
    パーソナリティ かっちゃん
    公開日 2022/01/24
    過去の放送一覧 かっちゃんのあとおし

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