プログラミングスクールは就職できない?理由と就職支援があるスクールを紹介

プログラミングスクールは就職できない?理由と就職支援があるスクールを紹介

「プログラミングスクールに通えば本当に転職できるの?」

「プログラミングスクールに通っても転職できないと聞くけどそれはどうして?」

プログラミングスクールに通い転職を目指そうと検討する中、このように疑問を抱えている方もいるのではないでしょうか?

プログラミングスクールに通えば、良い転職ができると思っている方も多いですが、必ずしもそうとは限りません。中には、転職できないといった声も上がりますが、なぜそのような声が上がっているのか気になりますよね。

そこでこの記事では、プログラミングスクールに通っても転職できない人の理由をご紹介し、おすすめのプログラミングスクールも解説します。

プログラミングスクールに通っても就職できない・お断りの理由と特徴

ネットの口コミやSNSなどで、プログラミングスクールの評判をみると「満足のいく転職ができない」「内定がもらえなかった」などとネガティブなコメントが見受けられます。

ここでは、プログラミングスクールに通っても転職できない人の理由を3つご紹介します。

目標や目的を明確にしないままスクールに通った

転職できない大きな理由が、目標や目的を明確にしていないまま、スクールに通っていることです。

プログラミングスクールは、スマホアプリ開発やwebサイト構築などを行うための基礎や知識を学ぶ場のため、しっかりとした目的を持たなければ、継続して学習することが難しいです。

「自分でゲームを作ってみたい」「ホームページを作成したい」など将来像を設計していなければ、学習に対する意欲が湧かないため、集中力が続きません。

そのような状態のまま続けても、当然スキルが習得できないですし、時間とコストの無駄にもなります。

いくら未経験で転職できると言われていても、本人のやる気がなければ良い転職活動はできないでしょう。

<h3>課題をクリアすれば就職できると思ってしまった</h3>

課題をクリアすれば就職できると思っている人は、転職活動に失敗しやすいです。

なぜなら、その状態でスクールに通っているとプログラミングスクールを卒業することが目的になってしまうからです。

ただ通っているだけでは、自発性が養われないため、思考が停止してしまいます。

例えば、開発している途中でエラーが起きた場合、「なぜこのようなことが起こるのだろうか?」と疑問を持たずに、最初から人に聞いてしまうのは、課題解決のための応用力や対応力が身につきません。

そのような人は、転職活動を行っても、即戦力を求めている企業側から魅力を感じてもらえず、結果的に内定が取れないのです。

就職支援が不十分なスクールを選んだ

転職活動に失敗する人の中には、そもそも就職支援が不十分なスクールを選んでいる可能性があります。

就職サポートが整っていないプログラミングスクールに通うと、スキルを習得できたとしても、求人探しや面接対策などのサポートが受けられないケースがほとんどです。

たとえ高いプログラミング技術が身についても、必ず就職できるかと言われるとそうでもなく、転職では人間力や経歴なども重要視されます。

そのため、「面接での受け答え方」「履歴書の書き方」など転職するためのコツがわからずに、自力でなんとかしようすると、評価されにくく内定が取れなくなるのです。

プログラミングスクール卒で就職できる人の特徴

転職できないと嘆く人もいる一方、プログラミングスクールを卒業して就職できる人も多くいます。

ここでは、就職できる人の特徴をご紹介します。

身につけたいスキルや職業などビジョンが明確

就職できる人に共通して言えることは、身につけたいスキルや職業などビジョンが明確になっていることです。

「自分が将来どんなことをしたいのか」といった将来像が明確になっている人は、今後のキャリアに必要なスキルが見えてきます。

さらに、「目標を達成するためにはどのようなスキルを身に付ければいいのか」をあらかじめ決めておくことで、目標から逆算して取り組むことができます。

このように、目的と目標をしっかりと持っておくと、効率の良い学習ができるため、高度なプログラミングの知識やノウハウが身に付きます。

やがて企業から欲しがられるような存在になれるため、内定を取りやすいでしょう。

実績やポートフォリオの質が高い

実績やポートフォリオの質が高い人は、転職する上で有利に働きます。

このような人たちは、ポテンシャルがある人と言えるため、即戦力を求めている企業から目に留まりやすいからです。

「実績」か「ポートフォリオ(制作したアプリなど)」は、自分のスキルがどれくらい高いのかを示すものであり、そのスキルが高ければ高いほど、企業は即戦力として欲しがります。

よって、プログラミングスクールにて実績や質の高いポートフォリオの作成は重要となります。

就職支援が手厚く内定率が高いスクールを選んだ

就職支援が手厚く内定率が高いスクールを選んでいる人は、転職しやすいです。

就職支援があるプログラミングスクールでは、技術や知識を学ぶことはもちろん、面接対策やES添削などを積極的に行っています。

さらに、スクールによっては、独自のコネクションを利用しているところもあり、スクール限定の求人も取り扱っています。

プロカウンセラーによるキャリアカウンセリングなどもあるため、転職しやすい環境と言えるでしょう。

就職できないを解決!内定率高めのおすすめプログラミングスクール

転職するために、プログラミングスクールへ通うことを検討している方の中には、どこのスクールがいいか迷う方も多いでしょう。

ここでは、内定率が高いプログラミングスクールをご紹介します。

ウズウズカレッジ

ウズウズカレッジは、未経験からインフラエンジニアを目指せる就職支援付きのITスクールです。運営元が、大手転職エージェントの「ウズキャリ」のため、受講後は優良IT企業に転職することができ、転職成功率は95%!

そんなウズウズカレッジは、個別指導により自分のペースで学習できることが特徴です。

個別指導方式を徹底しているため、受講生の性格や適正などを踏まえた上で、カリキュラムを策定してもらえます。そのため、自分なりの学習ペースを確立でき、効率の良い学習が可能です。

また、学習するブロックごとに「理解度確認テスト」があり、理解度が足りない場合は、わからないところを集中講義してくれます。在籍している講師の授業がわかりやすいとの評判もあるため、受講生は勉強に集中しやすい環境と言えるでしょう。

基本情報
運営元株式会社UZUZ
料金Javaコース:44,000円/月(税込)CCNAコース:33,000円/月(税込)IoT/組み込みコース:44,000円/月(税込)
コースJavaコース・CCNAコース・IoT/組み込みコース
言語Java / HTML / CSS / JavaScript / jQuery / Bootstrap / SQLなど
学習期間1~3ヶ月程度
授業形式対面/オンライン
転職サポート

ウズウズカレッジはこちらから

GEEK JOB

GEEK JOB(ギークジョブ)は、グルーヴ・ギア株式会社が運営するプログラミング学習サービスです。WebサイトやWebアプリケーションの開発に使用されるJava、Rubyなどの言語が学べます。

GEEK JOBの大きな強みは、スピード転職コースにて無料でプログラミング学習ができることです。本コースは、GEEK JOBが実施している審査に通過すれば、受講料は一切かかりません。

プログラミング学習ができるほか、現役エンジニアへの質問やオリジナルサービスの開発ができます。実践を想定した学習ができるため、実務的な視点を持てるようになれる点が魅力的です。

実務的な学習を行うことで、自分のスキルが高められ、実際に転職を成功させる人も増えています。転職成功率がなんと驚異の97.8%で、初めて転職活動を行う方でも安心してエンジニア転職を目指せるでしょう。

基本情報
運営元グルーヴ・ギア株式会社
料金・プログラミング教養コース:217,800円(税込)・プレミアム転職コース:437,800 円(税込)・スピード転職コース:無料
コースプログラミング教養コース・プレミアム転職コーススピード転職コース
言語Java、Ruby、PHP
学習期間1〜3ヶ月程度
授業形式オンライン
転職サポート

GEEK JOB(ギークジョブ)はこちらから

テックギーク

テックギークは、株式会社Forest Bookが運営するプログラミングスクールです。

HTML/CSSなどのプログラミング基礎用語を学べるのはもちろんのこと、Shopify(ショッピファイ) について学べるプログラミングスクールとして有名でもあります。

そんなテックギークの大きな特徴は、他のスクールで学べないことが学べることです。具体的には、前述したShopify(ショッピファイ) のことを指します。

Shopifyとは、世界で最も利用されているEC構築プラットフォームであり、近年、日本でもその需要は高まっています。

しかし、需要が高まってはいるものの、専門的に学べる場所が限りなく少ないです。テックギークでは、日本でも珍しいShopifyに特化したスクールのため、スキルを習得すれば、貴重な技術者として周りから評価されやすいです。

さらに、ポートフォリオが作成できるため、転職に強いのも魅力。Shopifyに特化していることから、EC業界の転職に非常に強いです。また、ポートフォリオの作成は、自分で企画・開発をするため、採用担当者に自分の実力をアピールでき、評価されれば採用の確率が高まるでしょう。

基本情報
運営元株式会社Forest Book
料金・基礎・基本編:月額19,800 円(税込)・応用・実戦編:月額 39,600 円(税込)
・3ヶ月一括プラン:220,000円(税込)※オプションプランの「24時間質問OK」は月額9,900円(税込)、「メンターによる学習支援」は月額22,000円(税込)
コース
言語Shopify/HTML/CSS
学習期間3ヶ月〜
授業形式オンライン
転職サポート

テックギークはこちらから

TechAcademy Pro

Tech Academy Pro(テックアカデミープロ)は、株式会社キラメックスが運営するプログラミングスクールです。受講者数3万人を超える日本でトップレベルの受講者数を持ちます。

そんなTechAcademy Proですが、学習メンターとキャリアカウンセラーの二人から受けることができる点が大きなメリットです。

現役エンジニアが学習メンターとなり、実際の現場での働き方や自分のスキルから考えたキャリア支援を受けられます。一方、キャリアカウンセラーからは、一般的なキャリア支援を受けることが可能です。

そのため、企業の紹介・転職サイトの選び方・ポートフォリオの作り方など細かく教えてもらうことで転職活動を正しく行えるため、安心して転職活動ができます。

さらに、完全オンライン型なので、地方に住んでいる人も受講可能。通学時間がないため、効率的に時間を使って学習したい方には最適でしょう。

基本情報
運営元株式会社キラメックス
料金エンジニア転職保証付コース:437,800円
コースエンジニア転職保証付コース
言語HTML、CSS、Javaなど
学習期間4ヶ月程度
授業形式オンライン
転職サポート

Tech Academy Proはこちらから

0円スクール

0円スクールは、株式会社ブレーンナレッジシステムズが運営する受講料無料のプログラミングスクールです。Javaの基礎からWebアプリケーション開発まで幅広く学ぶことができます。

そんな0円スクールの大きな魅力は、完全無料でJavaが学べること。Javaとは、システム開発、Web開発、アプリケーション開発とさまざまな開発に利用されるプログラミング言語です。

プログラミングの基礎とも言われるJavaを、入学金、受講料、教材費が完全に無料でJa学習できる点は、未経験からIT業界へ転職を考えている方には大きなメリットです。

また、就職・転職サポートも充実しており、面談練習やビジネスマナーに加えて、スキルシートの書き方などのサポートをしてもらえます。企業の紹介も積極的に行っているため、卒業後の転職活動がスムーズにでき、内定が取りやすいです。

さらに、スクール自体、グループ会社のオフィスが併設されているため、現場で仕事をするシステムエンジニアとの交流も可能です。プログラミングの技術面だけでなく、転職に関することまでアドバイスいただける点は大きなメリットと言えます。

基本情報
運営元株式会社ブレーンナレッジシステムズ
料金・初心者コース:0円・開発コース:0円
コース初心者コース・開発コース
言語Java / HTML / CSS / JavaScript / jQuery / Bootstrap / SQLなど
学習期間1~3ヶ月程度
授業形式対面/オンライン
転職サポート

0円スクールはこちらから

「転職できない」を回避!プログラミングスクールの選び方

転職するために、プログラミングスクールに通うのに、「転職できない」は絶対に避けたいところですよね。

ここでは、転職がうまくいくようなプログラミングスクールの選び方を4つご紹介します。

①就職支援の成功率や実績を確認する

1つ目は、就職支援の成功率や実績を確認して選ぶことです。

転職する上で最も大切といっても過言ではなく、就職支援がしっかりしていないスクールだと、転職サポート体制が整っていません。

就職支援が行われているスクールであれば、面接対策やES添削などを行ってくれるほか、IT業界の求人も多く紹介してもらえます。

そのため、効率よく転職活動ができ、内定が取りやすいのです。

さらに、転職保証があるスクールもあり、もしサポートを受けて転職が決まらなかった場合、受講料が全額返済される仕組みとなります。

先ほどご紹介したTech Academy Pro(テックアカデミープロ)は、全コースに転職保証がついているため、安心して転職活動に臨めます。

安心の転職保証があるTech Academy Proはこちらから

②実務に近いカリキュラムかどうか

2つ目は、実務に近いカリキュラムかどうかを見極めることです。

転職する際、企業は即戦力となる人材を探しているため、自分をアピールするためにも実践的なスキルを身につけておく必要があります。

そのためには、実務的に近いカリキュラムを組んでいるスクールで学習することが必要です。例えば、受講中にオリジナルサービスの開発ができるスクールは、転職時に実績やポートフォリオに使えるため、実務的と言えます。

選考をスムーズに進め、転職活動を有利に進められるでしょう。

③現役・元プログラマーなど講師陣の質をチェック

3つ目は、スクールに在籍している講師陣の質をチェックすることです。

プログラミングスクールには、さまざまな講師が在籍していますが、講師の質が高いスクールを選ぶことをおすすめします。

特に、現役プログラマーで活躍している講師がいるスクールに通えば、現場の実体験を踏まえて高度な技術や知識を教えてくれます。

そのため、説得力がありますし、何よりわかりやすく教えてくれるので、勉強に集中しやすいでしょう。

まずは、どんな講師が在籍しているのかを確認してから選ぶべきです。

④質問しやすい環境がベスト

4つ目は、質問しやすい環境のスクールかどうかを確認することです。

質問しにくい環境で学習していると、問題に直面した際にすぐに解決できずになかなか学習が進みません。

そのような状態だと、モチベーションの低下にも繋がり、転職活動にも悪影響を及ぼします。

特に、リアルタイムでの質問対応をしているスクールは、学習しやすい環境と言えます。

気になったときにいつでも質問ができ、かつ即座に疑問を解決できるため、わからないことをそのままにすることはありません。

モチベーションの維持にも繋がり、効率的な学習ができるでしょう。

まとめ

本記事では、プログラミングスクールに通っても転職できない人の理由や特徴をご紹介し、おすすめのプログラミングスクールも解説しました。

スクールに通っているだけでは転職を成功させることはできず、大切なのはスクールに通う目的や目標を定めることです。

将来をしっかりと見据えれば、目標から逆算して学習に取り組むことができます。また、就職支援サービスが整っているスクールに通うことも転職活動を成功させるためのコツです。

もし、転職するためにプログラミングスクールを検討している方は、ぜひこの記事を参考にしていただければと思います。

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