アコムは審査時間が最短30分、即日融資可能な人気の消費者金融です。土日も審査に対応しているため、検討中の方も多いでしょう。
しかしアコムの利用で気になるのが、審査の難易度ではないでしょうか。口コミでは「アコムの審査は厳しい」「甘い」といった意見が飛び交っていてよくわかりませんよね。
そこで本記事では、アコムの審査基準や落ちる人の特徴、通過しやすくなるポイントなどを解説します。「アコムは借り審査に通ればほぼ大丈夫?」などの疑問も解決できますので、参考にどうぞ。
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アコムは仮審査に通れば大丈夫?
アコムについて「借り審査に通ればほぼ通過!」などの口コミがあります。これは、間違いではありません。アコムの仮審査は、いわゆる与信審査と呼ばれるものです。
仮審査(与信)は、申し込み内容の属性(雇用形態・年収・勤務先・勤続年数・持ち家の有無など)となどを数値化して機械的に審査します。
さらに、CICやJICCなどの信用情報を確認して、延滞や滞納、これまでの返済状況などを確認して判断します。
ここまでの審査で返済能力があるかどうか、チェックできますから仮審査がOKになれば、ほぼ審査に通過するといっても過言ではありません。
仮審査後に行われる本審査について
本審査は仮審査と違い、人の目で行うものです。例えば、提出書類と申込内容のチェックや、在籍確認などです。
本審査で、「本人確認書類と申込内容が違う」「在籍確認が取れない」「虚偽の申込」などがあれば、審査に落ちてしまいます。
しかし上記のようなことは、ほとんどないと思いますので、本審査で落ちる確率は極めて低いと言えるでしょう。
アコムの審査は甘い?厳しい?審査基準
アコムの審査は、利用者の状況により異なりますから「甘い」「厳しい」と判断することはできません。また審査基準も公開されていませんので、ネット上の情報からジャッジすることは難しいでしょう。
ただ、アコムの申込条件や公開されている新規成約率などから推測することはできます。
アコムの新規成約率は高め
アコムが公表している新規成約率は他社に比べて高めです。
成約率(審査通過率) | |
アコム※2 | 42.1%(2022年3月) |
アイフル※1 | 38.1%(2021年3月) |
レイクALSA※3(新生銀行) | 33.8%(2021年10月) |
39.6%(2022年3月) |
※1:アイフル月次推移
※2:アコム「マンスリーレポート」
※3:新生銀行レイクALSA決算・ビジネスハイライト
※4:SMBCコンシューマーファイナンス月次データ
※審査時間はWeb申込の場合。申込の時間帯や審査状況によっては当日中の融資ができない場合があります。
他社が30%前後に対し、アコムだけは40%を超えています。このデータだけでも、アコムが新規顧客獲得に積極的であることがわかります。
とはいえこのデータは、アコムの審査が甘いというわけではありません。40%といえば、10人申し込んで通過するのは4人です。誰でも簡単に通過するわけではないことを理解しておきましょう。
アコムが重視する審査項目
アコムが審査で重視する項目は下記の4つです。
- 年齢(18歳以上(高校生を除く)から69歳まで)
- 年収・勤務先・雇用形態など
- 過去の借入状況
- 現在の借入状況
※18歳、19歳の方は、申し込みにあたり収入を確認できる書類(給与明細2ヵ月分など)が必要
アコムは成人年齢引き下げに伴い、18歳以上から借入が可能となっています。しかし、注釈にもあるように、収入を証明できる書類が必要です。
審査では、アコムで借りたお金をきちんと返済できるかが焦点となるため、年収は高いほどポイントが高く、勤続年数が長いほど安定しているとみなされます。
また、雇用形態はアルバイトやパートより、正社員や公務員の方が安定感があるため、審査に通りやすくなります。ただ、アコムではアルバイトやパートでも申込可能と公表していますので、問題ありません。
次に、過去と現在の借入状況は信用情報で確認されます。遅れがなく順調に返済していれば、他社で借入があっても審査に通ります。逆に、延滞や滞納があれば、与信審査の段階で落ちてしまうでしょう。
アコムの審査に必要な書類・審査時間
アコムの審査時間は最短30分です。スムーズに進めば1時間ほどで契約完了となり、借入できるようになります。
しかしアコムの在籍確認は原則電話で行われるため、土日祝日で勤務先が休みの場合は、翌営業日の確認となります。もし土日に即日審査を希望する場合は、WEB完結なら電話連絡なしの下記の2社がおすすめです。
アコムの審査に必要な書類は、基本的には、本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード等)だけです。
しかし、18歳、19歳の方、アコムの借入金額が50万円を超える方、他者を含め100万円を超える場合は、収入を証明できる下記のような書類(いずれか1点)が必要です。
- 源泉徴収票
- 直近の給与明細(2ヶ月分)
- 市民税・県民税額決定通知書
- 所得証明書
- 確定申告書・青色申告書・収支内訳書
上記の中でもアコムが推奨しているのは、源泉徴収票です。最新年度のもので、本人の名前と勤務先が記載されているものを提出しましょう。
収入証明書類を提出できない場合は、融資の審査が一旦ストップとなります。
アコムの審査に落ちてしまう原因はこの4つ
アコムの審査に落ちても、何が原因だったのか教えてくれません。しかし、カードローンの審査に落ちる人には共通した特徴があるため、それを知ることで何が原因だったのか、推測することができます。
もしこれからアコムを申込する方は、審査落ちの原因に当てはまるものがないかチェックしておきましょう。
①年収など属性が不十分
先述したようにアコムの仮審査では、属性を数値化したスコアリング審査が行われます。属性にそれぞれ点数をつけ、その合計点数がアコムの基準に達していなければ審査落ちとなります。
下記のように属性が不十分な場合は、アコムの審査に落ちてしまうでしょう。
- 年収が低い又は不安定
- 雇用形態がアルバイトやパート・自営業
- 転職・就職したばかりで勤続年数が短い
- 賃貸住宅で居住年数が短い
- 固定電話がない
- 単身入居
- 勤務先の規模が小さい
あくまでも一例ですが、これらの要因がいくつか積み重なると、点数が低くなり不十分とみなされます。
例えば、パートでも同じ会社に8年勤めているケースは、「安定している」「真面目」など好印象となりますし、正社員でも勤続年数が1年未満のケースでは「不安定」と判断されるでしょう。
②信用情報の状況が悪い
信用情報は、利用者のこれまでのローンやクレジットカードの使用履歴が記録されたものです。申し込みがあるとアコムは必ず信用情報を閲覧します。
もし延滞や滞納、債務整理があれば、アコムの審査に通りません。先にも解説したとおり、アコムの仮審査は機械的なものですから、信用情報が悪ければ即審査落ちとなるのです。
信用情報に自信がない方は、一度CICやJICCなど信用情報期間で自分の情報を開示して確認しておいた方がいいでしょう。
③他社の借入金額が大きい
アコムなどの消費者金融は、総量規制という法律で利用者の年収の3分の1を超える貸付を禁止されています。
例えば利用者の年収が300万円の場合、100万円しか貸付できないということです。もし他社の借入がすでに100万円ある場合、アコムは貸し付ける枠がありません。その結果、審査落ちとなります。
あなたが他社(消費者金融)で年収の3分の1以上を借りていたら、審査通過は難しいでしょう。
また、総量規制の適用がない銀行での借入も同じです。
他社で多く借り入れていると、毎月の返済負担が大きくなり貸し倒れリスクが上がります。多重債務や過剰貸付は、アコム側も避けたいため、銀行ローンやクレジットカードのキャッシングが多い場合も審査に通過するのは難しいでしょう。
④過去にアコム・またはグループ企業でトラブルを起こしている
過去にアコムやアコムを運営している三菱UFJグループでトラブルを起こした方も、審査落ちしてしまいます。
信用情報は5年〜10年ほど経てば、情報が消えて審査に通るようになります。しかし、社内では過去に金融事故などを起こした人の情報は、半永久的に残ると言われています。
例えば、過去にアコムを利用していて自己破産、それから10年以上経過して信用情報が更新されたとしても、アコム内では記録が残っていますから、審査に通ることはないのです。
もしアコムや三菱UFJ銀行でトラブルを起こした方は、関係のないSMBC(三井住友銀行)
グループの「SMBCモビット」や「
プロミス」をおすすめします。
アコムの審査に通過しやすくなるポイント
アコムの審査落ちの原因がわかったところで、次は審査に通過しやすくなるポイントを解説していきます。
対策できるものがあれば事前に行い、スムーズな審査通過を狙いましょう。
初回借入希望額は少なめに申告する
まず初回の借入希望額は少なめに申告しましょう。
アコムに限らずカードローンは、借入希望額が高いほど審査通過の条件が厳しくなります。例えば年収300万円の人が10万円借りる場合と、総量規制に達する金額100万円を希望する場合では、印象が全然違いますよね。
友達に「500円貸して」と言われる場合と「1万円貸して」と言われるのでは重みが違うように、アコムも高額になるほど貸倒リスクを考慮しなければならないため審査が厳しくなるのです。
アコムは半年ほど利用すれば限度額を増額できるため、初回は低めに希望してまずは審査通過を優先しましょう。
複数の借入がある方は減らしてから申し込む
もしあなたが複数の借入先で、多くの借入をしている場合は、審査に通りづらい状況です。先のも解説したとおり、総量規制に達していればそれ以上は借りられませんから、借入額を減らしてから申し込む必要があります。
また全体的に金額は問題なくても、借入先が4社以上ある方も要注意。「借入先が多い=多重債務の恐れがある」と判断されるため、少額の借入先から完済し、件数を減らしておきましょう。
信用情報が不安な場合はチェックしておく
先述したように信用情報は、開示請求して確認できます。
過去に延滞や滞納があり、すでに解決済みの方は、情報が更新されているかを確認しておくと安心です。まれに金融機関のミスで、更新されていない場合があります。
すでに延滞を解消しているにもかかわらず、現在も延滞中と記録されているケースがあるのです。これでは、いつまで経っても審査に通過しません。
心当たりのある方は、多少面倒でも信用情報を確認しておきましょう。
同時に他業者へ申し込まない
アコムへ申し込む際に、別の業者へ同時に申し込むのはやめましょう。
短い期間で多くの業者へ申し込むと、「多重債務の恐れあり」「かなりお金に困っている」とみなされ、審査に落ちてしまいます。
しかも申し込み履歴は6ヶ月ほど信用情報に記録されるため、「申し込みブラック」という状態になり、審査に通りづらくなるのです。
もし他社の審査に落ちてアコムへ申し込む場合は、1ヶ月ほど期間をあけた方がいいでしょう。すぐに申し込むと「プロミスに落ちた理由はなんだろう?」「SMBCモビットにも申し込んでいるな…」と印象が良くありません。
カードローンの申し込みは1社ずつが鉄則です。
アコムの審査に落ちたら中小消費者金融がおすすめ
アコムの審査に落ちてしまったら、大手の消費者金融よりも独自審査の中小消費者金融がおすすめです。
審査が柔軟で融通が利きますので、信用情報に自信がない方でも借りられる可能性があります。おすすめの中小消費者金融は下記の2社です。
セントラル:審査に融通がきく!
大手並みの金利とサービスを希望する方は「セントラル」がおすすめです。セントラルは、四国で認知度が高く、最近では東京・横浜に店舗エリアを拡大中の注目の中小消費者金融です。
中小では珍しくカードローンを提供し、セブン銀行ATMで借入・返済ができます。さらに30日間無金利サービスもあるため、短期間で返済すれば利息負担を軽減できるでしょう。
WEBで申し込みして自動契約機でカードを受け取れば、即日融資も可能です。
実質年利 | 100万円未満:4.80%~18.00% 100万〜300万円:4.80%~18.00% |
借り入れ限度額 | 300万円 |
融資までの期間 | 最短当日中 |
WEB完結 | 可能 |
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
株式会社アロー
「アロー」は、柔軟な審査が魅力の中堅消費者金融です。「大手に落ちたらアロー」と言われ某掲示板では「神金融」として有名。拠点は愛知県ですが、WEB申し込みで全国対応しています。
フリーローンなので、契約後は口座に振り込みしてもらえます。カードの受け取りなどがないため、郵送物もなし。誰にもバレずに借入できます。
即日融資を希望する方は午前中までに申し込むといいでしょう。
商品名 | 使途自由フリーローン |
融資額 | 200万円まで |
貸付利率 | 15.00%~19.94%(実質年率) |
返済方式・期間・回数 | 残高スライドリボルビング 契約日より5年60回 元利均等返済(2~180回 最長15年以内)※相談の上、返済回数を設定 |
登録番号 | 登録番号:愛知県知事(4)第04195号日本貸金業協会会員 第005786号 |
申し込み資格 (全てを満たしていないと審査に通りません) | ・年齢24歳以上及び66歳以下 ・貸金業者からの借入れが年収の3分の1を超えていない方 ・健康保険加入者 ・勤続1年以上(11カ月以下不可) ・安定した収入のある方 ・他社の延滞がない方 ・自営業の場合確定申告等年収証明が提出できること |
ネットで24時間お申込み受付中!アプリで郵便なし!全国対応!

まとめ
アコムの審査は利用者の属性や信用情報によって結果が異なりますので、甘い・厳しいと判断できるものではありません。
しかし審査落ちの原因は共通していますから、ある程度推測することはできます。「年収など属性が低い」「信用情報に傷がある」「他社の借入金額が多い」などは、審査落ちの原因となりますので当てはまる方は、アコムへの申し込みを検討し直した方がいいでしょう。
とはいえ、特別厳しいというわけでもありませんから、安定した収入があり、他社の借入も多くなく、信用情報に問題がなければアコムはおすすめです。
アコムに新規で申し込む際は、借入金額を低めに設定し同時に他業者へ申し込まないなどのポイントを抑えておくと安心です。
信用情報に自信がない方は、本記事で紹介した中小消費者金融を検討しましょう。
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