2月14日 指揮者 岡田真氏

「ロマン派？！ モーツアルト」

今日はモーツアルトのピアノ協奏曲をテーマにお届けします。
音楽史的には、モーツアルトって古典派と言われますが、
とってもロマンティックなピアノの音色に酔いしれてください。

神童と呼ばれた天才作曲家も、その人生が幸せに満ちたものとは言い難く、
悲しみや苦しみ、そして、音楽の喜びを作品の中に込めて書いています。
故郷ザルツブルクを離れ、ウィーンを中心に自らのピアノで演奏会を開いていた頃に
作曲されたピアノ協奏曲20番・21番・23番のそれぞれ第2楽章を聴き比べします。

200年以上前の人たちはどんな表情で、この曲を聴いていたのかしら。


モーツアルトの書くピアノは、一音一音がシンプルですが本当に美しいです。
聴いている人の心の奥に静かに響き、幸せな心持ちにしてくれます。


美味しい紅茶をいれて、ぜひ、ゆったりとお聞きください。

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