＜秋の夜長に音楽を＞

今回は映画に印象的に使われている、クラシック音楽に焦点をあてて

お話しをしていただきました。

まずは、ブラームス　交響曲第３番　第３楽章

イングリッドバーグマン主演「さよならをもう一度」でテーマになっている曲です。

これは、フランソワーズ・サガンの小説「ブラームスはお好き？」が原作になっています。

この曲が情感とパリの街並み・２人の男性との恋愛模様が交差して、イングリッドバーグマンの美しい横顔が思い起こされます。

つぎは、ラフマニノフ　ピアノ協奏曲第２番　

秋の夜に聴くにはもってこいの名曲ですね。

情熱的なラフマニノフの曲は、イギリスの恋愛映画『逢引き』やマリリンモンローのスカートが広がる有名な映画『七年目の浮気』でも使用されています。

最後　マーラー　交響曲第５番　アダージェット

『ベニスに死す』の全編に流れる美少年のテーマ音楽ですが、情景と重なり、忘れられない印象を与えてくれることでしょう。

さぁ、この秋をお気に入りの映画と共に、豊かに音楽を味わってみてはいかがでしょうか？

岡田　真さんについて
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